2006年05月29日

気になる検索ソリューション (1)

 ちょっと前のマイクロソフトのニュースリリースを読み解いてみます。

・Microsoft Enterprise Search Solutions Help Enable Effective Information Management
<http://www.microsoft.com/presspass/features/2006/may06/05-17EnterpriseSearch.mspx>

最初は、Knowledge Network についてです。

SPS 2003 でも、KnowWho というキーワードで、ユーザープロファイル情報の検索がありましたが、SharePoint 2007 では更に人と人の結びつきにフォーカスした機能の強化が見られるようです。
これを更に強化するのが、Knowledge Network for Microsoft Office SharePoint Server 2007 というアドオンのようです。

・Knowledge Network for Microsoft Office SharePoint Server 2007
<http://www.microsoft.com/office/preview/servers/sharepointserver/kn.mspx>

形式化されていない知識、人の頭にある暗黙知に辿りつくためのアプローチを、ソーシャルネットワークに求めたわけですね。 実際に会社の中でも、組織的な人の繋がりよりも、組織に関係無い人の繋がりの方が得てして重要だったりしますので、意外と的を得ているのかも知れません。 ただ、それを実際にシステム上に構築するかというと、どうなんでしょうかね。
でもまぁ、一応、その辺りは考えているようです。

・Microsoft Knowledge Network Team Blog
<http://blogs.msdn.com/kn/>

Knowledge Network にはクライアントツールがあって、Outlook のメールフォルダからメールを拾って、分析を行ってそれを展開してくれるようです。 なんか面白そうです。
日本には、独自のパーソナル リレーションシップ マネージメント ソフトウェアとして InterConnect という製品があります。

・InterConnect 2004
<http://www.microsoft.com/japan/office/iconnect/prodinfo/default.mspx>

ちなみに、InterConnect 2007 では、「人」と「情報」を結び付けて、それらを効率よく活用するためのソフトウェアと位置付けられているようです。 日記帳なんて機能が加えられているようですが、どうせなら、OneNote や Knowledge Network と連携すれば、より良くなるようにも思ったりします。

・Microsoft Office InterConnect 2007 製品情報
<http://www.microsoft.com/japan/office/preview/programs/iconnect/highlights.mspx>

ところで、Knowledge Network って、日本語版はリリースされるのだろうか? 面白そうなアドオンって、意外と日本語化されなかったりするからな〜

posted by kunitaka at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年04月14日

www.example.com の謎

 Gatherer ログに www.example.com がクロール出来ないというエラーの表示がされる場合についてです。
とは言うものの、既定の設定やサンプルのエリアをそのまま残したまま使い続けることは、ほとんど無いと思われるので、あまり気にすることではないと思いますが・・・

ポータルサイトを普通に作成すると、既定では、サンプルのエリアの以下の場所の「ポータルの一覧」に、www.example.com がリンクとして登録されています。
  • トピック > 事業部
    アイテム 1、アイテム 2
  • トピック > プロジェクト
    アイテム 3
「Portal_Content」コンテンツ インデックスでは、「ポータルの一覧」のリンク先もクロール対象となるようなので、プロキシサーバーの設定が正しくない場合に表示されます。
www.example.comエラー.png

そこで、このエラーを無くすための解決策としては、以下の通りです。
  1. プロキシサーバーの設定を正しく構成する。
  2. サンプルのエリア又は一覧を削除する。
ちなみに、www.example.com って実在しているドメインなんですね。

・RFC 2606
<http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc2606.txt>

posted by kunitaka at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年04月13日

追加 IFilter 用アイコン

 追加 IFilter とその IFilter に対応したファイル拡張子に関連して。 (→ 新しい拡張子のアイコン追加IFilter のマルチスレッド対応の確認)

大したものではありませんが、各 IFilter のテストを行う際に作成したイメージアイコンです。

IFilter 名 ファイル拡張子 拡張子アイコン
一太郎用 IFilter .jtd jtd16.gif
PDF 用 IFilter .pdf pdf16.gif
DocuWorks 用 IFilter .xdw xdw16.gif

posted by kunitaka at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年04月05日

バージョン番号

 SPS 2003 と WSS 2.0 のバージョン番号に関するメモです。
バージョン番号を確認する方法は、基本的には「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」にて、「現在インストールされているプログラム」一覧の「Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003」か「Microsoft Windows SharePoint Services 2.0」を選択して、「サポート情報を参照するには、ここをクリックしてください。」をクリックした時に表示される「サポート情報」ダイアログ内の「Version」を参照します。

・WSS 2.0
RTM11.0.5608.0
SP111.0.6361.0
SP211.0.7969.0

・SPS 2003
RTM11.0.5704.0
SP111.0.6715.0
SP211.0.8126.0

posted by kunitaka at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年04月04日

リストアイテムの「戻る」リンクの仕組み

 リストアイテムの「リストに戻る」リンクの仕組みに関するメモです。 ちなみに、ライブラリの場合は、「プロパティの表示」「プロパティの編集」での「ライブラリに戻る」リンクとなります。

・「リストに戻る」リンク
リストに戻る.png

・「ライブラリに戻る」リンク
ライブラリに戻る.png

リストに戻るを選択した時の挙動は以下のようになっています。

・ビューページからアクセスした場合
サイトに組み込まれた Web パーツ (リストビュー Web パーツ) や、リストのビューページからアクセスした場合、「リストに戻る」リンクを選択するとアクセス元のページに戻ります。
・直接リストアイテムのURLを参照した場合
直接リストアイテムのURLを入力してアクセスした場合、「リストに戻る」リンクを選択するとそのリストの既定のビューページに戻ります。

これらは、内部的には以下のような仕組みになっています。
ビューページのリンクをクリックした時に、Aタグの ONCLICK イベントにて GoToLink 関数が呼ばれ、この処理の中で、クエリーストリングとして Source=元のページのURL が追加されて、リストアイテムの表示又は編集フォームページに遷移します。 クエリーストリングに Source=元のページのURL が追加されている場合、「リストに戻る」リンクには元のページのURLが展開されます。
これに対して、直接URLを参照した場合などで、クエリーストリングに Source=元のページのURL が追加されていない場合は、既定のビューページのURLが展開されます。

posted by kunitaka at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年03月23日

エリア内のリスト/ライブラリ単位のアクセス権

 こちらの記事 (→ ポータルサイトのギャラリーの権限) の続きです。
でも、これが出来るということは、リストやライブラリ単位でアクセス権が設定出来ないエリア内のリストやライブラリに対しても個別にアクセス権が出来ちゃうってこと???
ギャラリーのアクセス権を設定する際のように、URL を入力すると確かに「権限の変更」ページにアクセスすることは出来ますが、ユーザーの追加はエラーになりました。
但し、ユーザーやセキュリティグループ、サイトグループの削除は出来てしまうようです。 しかしながら、実際には設定の変更を行っても、リストやライブラリの動作には全く影響を与えませんでした。
つまりは、やっぱりエリア内でもリスト/ライブラリ単位のアクセス権設定は出来ないということですね。

posted by kunitaka at 08:33| Comment(0) | TrackBack(1) | メモ

2006年03月17日

ライブラリのエクスプローラビュー

エクスプローラビューを利用するには、IE 5.0以上が必要になりますが、機能の実装には以下の技術が使われています。
  • Windows XP + Internet Explorer + アクセス先のサイトが http アクセス可能でポート番号指定が無い場合 → WebDAV redirector を利用して、IFRAMEに組み込み
  • それ以外の場合 → Dynamic HTML Behaviors の httpFolder default behaviors を利用して組み込み
これらの違いは、フォルダを選択した時の挙動に現れます。
前者はエクスプローラビューの中で動き続けますが、後者はエクスプローラ画面に置き換わってしまいます。 つまり、前者の条件の方がリッチということでしょうか。
ちなみに、IE や OS のバージョン判定には、owsbrows.js が使われています。 実体は、ブラウザの userAgent を利用したライブラリ関数です。

なお、WebDAV redirector とは、Windows XP と Windows Server 2003 に組み込まれている機能で、WebDAV アクセスをファイル共有アクセスのように利用可能にするための機能です。 実体は、WebClient サービスだと思われます。
・WebDAV Redirector (IIS 6.0)
<http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/WindowsServer2003/Library/IIS/
a71e40bd-ecb0-4f87-8f6c-935fe6552565.mspx
>
・httpFolder Behavior
<http://msdn.microsoft.com/workshop/author/behaviors/reference/
behaviors/httpfolder.asp
>

posted by kunitaka at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年03月12日

SPS 2003 検索のランキングに影響を与える要素

 検索結果の並び順に直接的に影響する、ランキング計算に影響を与える要素に関するメモです。
通常のキーワード検索をリクエストした際に関係します。 プロパティ検索は対象になりません。
  • ドキュメント間の相対的な重み付け
    → ランクが飛びぬけているドキュメントがあると、他のドキュメントのランクは大きく低くなります。
  • 検索ワードが出現する回数
    → 検索ワードが多く出現するほどランクは上がります。
  • 目的以外のワードが少ないこと
    → ドキュメント内に無関係なワードが多くなるとランクは下がります。
  • 文書内の検索ワードと検索ワードの間にあるワードが少ないこと
    → 検索ワード間が近いほどランクは上がります。
これらは、SPS 2001 のホワイトペーパーに基づいています。 確か、SPS 2003 でも変わっていないと思いました。

・Microsoft フルテキスト検索技術
<http://download.microsoft.com/download/c/a/c/cac3ebdb-c22d-45f4-9b2b-8f26429106f8/SearchTechnologies.doc>

ランキング自体は、高度な確率的ランキングアルゴリズムと呼ばれるもので、もっと詳細の情報はこちらが参考になるかも知れません??

・Information Retrieval at Microsoft Research Cambridge
<http://research.microsoft.com/research/ir/>

私には高度過ぎて理解出来ませんでした・・・

posted by kunitaka at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年03月08日

リッチテキストエディタの謎

 何故だか判りませんが、SPSのポータルの一覧 (ニュースを含む) のテキストエディタと、リストの「複数行テキスト」列で「リッチ HTML テキスト」機能を有効にした時のテキストエディタでツールバー上の機能に違いがあります。
ポータルの一覧のテキストエディタには、リンクの貼り付けと画像の貼り付けを行うためのボタンがありますが、リストのテキストエディタには無いんですよね。

・ポータルの一覧のテキストエディタのツールバー
リッチテキスト-ツールバー1.png
・リストの複数行テキスト列のツールバー
リッチテキスト-ツールバー2.png

理由はともかく、ows.js 内に定義されているリッチテキスト機能を構成する関数群の実装には、RestrictedMode と AllowHyperlink というフラグがあり、この指定に従ってツールバーが作られています。
そして、ポータルの一覧では、RestrictedMode が false、AllowHyperlink が true に設定されていて、リストでは、RestrictedMode が true、AllowHyperlink が false になっています。
ということで、\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\60\TEMPLATE\LAYOUTS\1041 にある ows.js を書き換えてしまえば、リストでもリンクの貼り付けと画像の貼り付けが可能になりますが、サービスパックや修正モジュールの適用で失われる可能性があるので、あまりよろしく無い。 本当は管理画面などで、設定を選択出来れば良いのにと思う今日この頃。

posted by kunitaka at 23:24| Comment(3) | TrackBack(1) | メモ

2006年03月05日

エリア URL の謎

 さてさて、URL ネタを更にもう1つ。 ポータルサイトのエリアの URL についてです。
ポータルサイトにエリアを作成していくと、そのうちにエリア名の前に C1 というような C + 数字の組合せのパスが追加されるようになります。 これがどのようなルールで付けられるのかが判り難いのですよね・・・
でも、この仕組みがあるおかげで、階層関係を自由に移動しても物理的なパスが変わらなくて済むというメリットもあるのかな。

基本的なルールは以下の通りです。
  • 1つの階層には40個のサブ階層が作られる。
  • 各階層の21個目以降は、Cn (n は 1 から始まり、2、3 ・・・ 18、19、0 で終わる連番) のようなプリフィックスが加えられる。
  • 抜け番は自動的に埋められる。
  • プリフィックス付与ルール
    • 最初の20個は何も付かない。
    • 次の20個は、C1、C2 ・・・ C19、C0 が付く。 それ以降は419個目まで、C1、C2 ・・・ C19、C0 を繰り返す。 最後は、C19 で終わる。
    • その後は、C0〜C19/C1、C0〜C19/C2 ・・・ C0〜C19/C19、C0〜C19/C0 という400個単位を繰り返す。
ポータルサイトを作成すると、ホームを含めて17個のエリアが作成済みの状態となります。
  • ホーム
    • トピック
      • 事業部
        • 販売
        • サポート
        • 業務
        • 人事
        • マーケティング
      • リソース
      • 企業戦略
      • プロジェクト
      • 地域別拠点
    • ニュース
      • 会社ニュース
      • 報道発表
      • 外部ニュース
    • サイト
ここから、新たにサブエリアを作成していくと、4つ目からプリフィックスが付くようになります。

posted by kunitaka at 03:38| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年03月03日

ハイパーリンク列に設定出来る文字列の長さ

 リストに追加可能な列の情報の種類の中に「ハイパーリンクまたは画像」がありますが、この種類の列に設定可能な文字列長に関するメモです。
この種類の列には、URLと説明を設定出来ますが、「ハイパーリンクまたは画像」自体は「1 行テキスト」と同じようなので255文字までしか設定出来ません。 DBスキーマ上は、コンテンツDBの UserData テーブル (とんでもないスキーマです!) 内のデータ型が nvarchar の nvarchar シリーズのカラムに格納されるので、もっと長い文字列が出来ても良さそうですが・・・

ちなみに、URLの文字列が255文字を超えて設定出来る場合がありますが、これは、同じサーバーのURLの場合には、http://サーバー名 の部分が省略されて格納されるからのようです。
加えて、「ハイパーリンクまたは画像」の種類の列を追加すると、内部では nvarchar シリーズのカラムが2つ消費されます。 これは、URLと説明の内容をそれぞれ格納するからですね。 nvarchar シリーズのカラムは 1 から 64 まで定義されているので、「ハイパーリンクまたは画像」の種類の列は最大32個までしか定義出来ない訳です。
その他の、列の情報の種類毎の作成可能な数はこちらを参照して下さい。

・SharePoint サービス リストに新しい列を追加すると、「列制限を超えた」メッセージ
<http://support.microsoft.com/kb/823555/ja>
機械翻訳なので読み難いです。

posted by kunitaka at 02:53| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年02月28日

OWA 汎用 Web パーツ 続き

 こちらの記事 (→ OWA 汎用 Web パーツ) の続きです。
現在のサンプルでは、Exchange サーバーを固定で設定しているので、Exchange サーバーが複数あって、メールボックスが分散されている場合にはそのまま使えません。 (もちろん、ユーザー毎に設定して貰えば良いのですが・・・)
このような環境で、ユーザーにWebパーツの設定をさせたく無い時はどうするのか? アプローチは2つあります。
  • Active Directory からユーザーの msExchHomeServerName を参照する。
  • SPS ユーザープロファイルに Active Directory をマッピングして、ユーザープロファイルの msExchHomeServerName を参照する。
前者は、SPS じゃなくても利用出来ますが、Active Directory への直接アクセスが発生するので、ドメインコントローラへの負荷を考慮する必要があります。 後者は、SPS でしか利用出来ませんが、比較的お手軽に利用出来ると思われます。
SPS を利用した場合の実際の実装には、クラスライブラリを通してユーザープロファイルにアクセスする方法と、Web サービスを利用してアクセスする方法があります。 具体的な実装結果は、また、そのうちに。

posted by kunitaka at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ