2007年05月27日

SharePoint 雑学: 発行ポータルでの監査ログ レポート

 発行ポータルは、その利用シナリオの特性上、幾つかの機能が既定では無効になっています。 (→ SharePoint 雑学: 発行ポータルでのサイト作成時の選択可能なサイト テンプレート)

確か、意図や配慮?は判ります、ただ、何だか矛盾しているようなのもあるんですよね・・・
それが、「監査ログ レポート」機能というかリンクです。
既定では「サイト コレクションの監査設定」と「サイト コレクション ポリシー」の間には何もありません。

AuditingReportLinkNone.png

もし「サイト コレクションの監査設定」が既定で無ければあまり疑問に思わないのですが、監査設定を設定することが出来るにも関わらず、監査ログのレポートを参照出来ないというのは、どうなの?と思うわけです。

AuditSettings.png

監査設定は IIS ログとは別に幾つかの操作に対してログとして記録し、それを Excel で参照することが出来ます。
では、監査設定を行った場合に、どうすれば良いのか? 答えは、「サイト コレクションの機能」にて「レポート」機能を「アクティブ化」することです。

ReportFeature.png

これにより、「監査ログ レポート」リンクが出現します。

AuditingReportLink.png

実際に「監査ログ レポート」を選択すると、こちらのページにて Excel ファイルのリンクを選択出来るようになります。

AuditingReportList.png

発行ポータルで監査ログを利用するかどうか、というのは利用シナリオや利用要件によって変わるので何とも言えませんが、全く使うことは無いとも言い切れないので、参考にして下さい。

banner-tbp-sharepoint.gif
posted by kunitaka at 23:19| Comment(0) | TrackBack(1) | メモ

2007年05月25日

SharePoint 雑学: 記憶域スペースの割り当て

 クォータを設定すると出現・・・

こういう便利な機能はクォータの設定に関係なく使えても良いように思うのは私だけだろうか?
「サイト コレクションの管理」には隠れた機能があります。 それが、「記憶域スペースの割り当て」というものです。

StoreManagement.png

ご覧の通り、サイト コレクションのデータ容量のサマリと、リストやライブラリ、ドキュメント、ごみ箱毎のデータ容量が表示されます。
「残りの領域」は確かに、クォータを設定しない限り計算することは出来ませんが、「使用領域」や個々のデータ容量はクォータを設定していなくても表示することは出来ると思った訳です。

クォータを設定していないと「利用状況の概要」または「サイト コレクションの利用状況レポート」と「サイト コレクションの機能」間には何もありません。

StoreManagementLinkNone.png

しかし、クォータの設定を行うと、その間に、「記憶域スペースの割り当て」というリンクが出現します。

StoreManagementLink.png

ちなみに、クォータの設定を行っていないサイト コレクションにて、_layouts/storman.aspx にアクセスしても無駄ですよ〜
「記憶域のクォータが定義されていないサイトには、記憶域スペースの割り当てページを使用できません。」って怒られるだけですから・・・ 残念〜

この機能、サブサイト単位でのデータ容量の表示する機能があれば、言うこと無いのに・・・

banner-tbp-sharepoint.gif
posted by kunitaka at 23:49| Comment(4) | TrackBack(1) | メモ

2007年05月24日

SharePoint 雑学: 発行ポータルでのサイト作成時の選択可能なサイト テンプレート

 機能が多過ぎるので、少しでも隠して判り易くしているのでしょうか・・・

「発行ポータル」サイト テンプレートに基づくサイト コレクションでは、配下にサブサイトを作成時に、既定では「ワークフロー付き発行サイト」サイト テンプレートしか選択することが出来ません。

SelectSiteTemplate.png

これは、発行ポータルの利用シナリオでは、ワークフロー付きの発行サイト以外でサブサイトを作成することを想定していないからだと思われます。
確かに、一般的には発行ポータルでは必要無いと思いますが、設定変更することで「グループ作業ポータル」のように、任意のサイト テンプレートを選択してサブサイトを作成することは可能です。

SiteTemplateSettingsLink.png

この設定は、トップレベル サイトの「サイトの設定」の中の「概観」セクションの中の「ページ レイアウトとサイト テンプレート」で変更可能です。

SiteTemplateSettings.png

このように既定では、「ワークフロー付き発行サイト」のみになっているので、必要に応じて、選択可能なサイト テンプレートを追加しておくか、「サブサイトでは任意のサイト テンプレートを使用する」オプションに変更します。

逆に、「グループ作業ポータル」や「チームサイト」で、サブサイト単位で権限を委譲する場合に、サブサイト作成時に利用可能なサイト テンプレートを制限するというシナリオにも活用出来ます。

banner-tbp-sharepoint.gif
posted by kunitaka at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2007年05月22日

Foxit PDF IFilter の価格

 とりあえず、問い合わせしてみました。 (→ 待望の 64bit IFilter 対応?)

価格はCPUライセンスのようです。
2CPU コアまでで $329.99、後は CPU 追加毎に $129.99 とのこと。 意外と高い?

購入するためには、サーバーか OS のシリアルナンバーを連絡して欲しいということのようですが、それ以降の手続きは不明です。

でも、本家の PDF IFilter と違って、こちらはマルチスレッド対応のようなので、インデックス作成のパフォーマンスは抜群に良いようです。
64bit 環境だけでなく、32bit 環境でも、PDF ファイルが大量にあるような環境では有効かも知れません。

banner-tbp-sharepoint.gif
posted by kunitaka at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2007年05月04日

SharePoint 雑学: ユーザーとグループの選択での表示件数の最大

 表示件数も設定で変えられると、なお、良いのにと思ったりします。

アクセス権を設定する際に、「ユーザーの追加」ページにて、任意のユーザー又はグループを手入力で設定も出来ますが、テキストボックスの右下にある AddressBook.png リンクを選択することで、「ユーザーとグループの選択」Web ページ ダイアログが表示されます。
こちらで、Active Directory ドメイン上のユーザーやグループについて、検索機能を利用して選択して追加することが出来ます。

但し、ドメイン上に多くのユーザーやグループが沢山登録されていると、多くの件数が検索にヒットしてしまいパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
そこで、「ユーザーとグループの選択」Web ページ ダイアログでは、最大表示件数は 200件に限定されているようです。
検索結果が 200件を超えてしまう場合は、「200 個を超えるエントリが見つかりました。検索範囲を絞り込んでください。」と表示されます。

UserPicker.png

これが、多いのか、少ないのかは、何とも判断が出来ませんが・・・

banner-tbp-sharepoint.gif
posted by kunitaka at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2007年05月01日

SharePoint 雑学: トークン文字列

 気まぐれに、新シリーズ始めました。

MOSS 2007 & WSS 3.0 での Web パーツのトークン文字列についてです。 以前のバージョンについては、こちらを参照して下さい。 (→ トークン文字列)
Web パーツを開発する際には、その Web パーツのリソースフォルダを知るため、そして、生成する HTML エレメントの ID やスクリプトの関数・変数名をユニークにする必要がありますが、その際にトークン文字列置換という機能を利用することが出来ます。
これは、トークン文字列を埋め込んでおくことで、Web パーツの実行時に実行環境に合わせて文字列の置換が行われるものです。
WSS 3.0 での Web パーツ インフラストラクチャでは、2つのトークン文字列が追加されています。

・_WPR_
ClassResourcePath プロパティ、Web パーツ実行時のリソースファイルのパスが展開されている。
・_WPQ_
Qualifier プロパティ、ページ内でユニークになるように採番されたID。
・_LogonUser_
Request.ServerVariables ("LOGON_USER")、いわゆるログオンしているユーザーのアカウント。
・_WPID_
ID プロパティ、Web パーツ識別子。
・_WebLocaleId_
サイトの LCID (ロケールID)。
・_WPSRR_
ServerRelativeClassResourcePath プロパティ、Web パーツ実行時のリソースファイルのパスのうち、サーバー部分を除いた部分が展開されている。

これらは、「コンテンツ エディタ」Web パーツ内に記述してもトークン文字列置換が行われます。

ReplaceTokens.png

また、Web パーツ定義ファイル内に記述しても同様にトークン文字列置換が行われます。

知っていると意外と便利です。

・WebPart.ReplaceTokens Method (Microsoft.SharePoint.WebPartPages)
<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/microsoft.sharepoint.webpartpages.webpart.replacetokens.aspx>

banner-tbp-sharepoint.gif
posted by kunitaka at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2007年04月05日

スタンドアロン形式のインストール

 セットアップされる SQL Server 2005 に関するメモです。

最もお手軽なセットアップであるスタンドアロン形式 (インストールの種類で「基本」を選択した場合) では、SQL Server が自動的にインストールされます。

InstallType.png

但し、WSS 3.0 と MOSS 2007 では SQL Server 2005 のエディションが異なるので注意が必要です。

・WSS 3.0
SQL Server 2005 Embedded Edition
→ DB 容量制限は無いらしいです。

・MOSS 2007
SQL Server 2005 Express Edition
→ DB 容量制限は 4GB になります。

「基本」を選択するのは、あくまでも評価・検証利用や、小規模での利用の場合が想定されていると思われます。

banner-tbp-sharepoint.gif
posted by kunitaka at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2007年01月24日

ごみ箱で救われるもの

 SPS 2003 まではアイテムやファイルの削除に対するリカバリは大変でした・・・

何故なら、バックアップからのリストアの際に、個別のサイトやリストやライブラリ、そして、リストアイテムやファイル単体の復元が出来なかったからです。
このため、システム管理者は、このようなリクエストをエンドユーザーから受けた場合、バックアップから仮想サーバーやデータベース単位で復元環境にリストアして、その中から復元対象を取り出すという手間の掛かる運用を行っていたと思います。

これに対して、MOSS 2007 (WSS 3.0 含む) では待望のごみ箱機能が搭載されました。
これにより、サイトコレクション単位で、以下の単位の復元がエンドユーザーレベルで出来るようになりました。

・リスト
・ライブラリ
・ファイル
・フォルダ
・リストアイテム

ごみ箱はエンドユーザーレベルとサイト管理者レベルの2段階あるのもシステム管理者にとっては有難いことです。

但し、サイトコレクションや(サブ)サイトの削除には無力なので注意する必要があります。
これを救うソリューションの1つとして、MOSS 2007 (正確には WSS 3.0) で追加された新しいイベントハンドラによる削除時にデータを退避するというものです。

こちらのトピックに概要が書かれています。

・What's New with Event Handlers
<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms463479.aspx>

具体的には、こちらのクラスを使ってイベントハンドラを書けば良いようです。

・SPWebEventReceiver Class (Microsoft.SharePoint)
<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/microsoft.sharepoint.spwebeventreceiver.aspx>

この中に、SiteDeleting メソッドと WebDeleting メソッドがありますので、恐らくこちらを使うのだと思われます。
前者はサイトコレクションの削除時、後者は(サブ)サイトの削除時に関係します。

そのうち、コードを書いて試してみたいと思いつつ、何時になることやら・・・


なお、未確認ですが、symantec のバックアップツールの最新版である Backup Exec 11d for Windows Servers の SharePoint Portal Server エージェントでは、全体のバックアップから個別のアイテムレベルのリストアが出来るらしいです。

・Symantec Backup Exec Microsoft SharePoint Portal Server エージェント
<http://www.symantec.com/Products/enterprise?c=optdetail&cid=1018&refId=57&ln=ja_JP&optId=84>
・Symantec Backup Exec for Windows Servers
<http://www.symantec.com/Products/enterprise?c=prodinfo&refId=57&ln=ja_JP>

更に、MOSS 2007 についても近いうちに対応するという話もあるようです。 要チェックですね。

posted by kunitaka at 04:13| Comment(1) | TrackBack(0) | メモ

2007年01月02日

SharePoint Designer 2007 のヘルプと使い方

 SharePoint Server 2007 のサイトは、まだまだ情報が薄いですが・・・

それに比べて、SharePoint Designer 2007 のサイトは、「ヘルプと使い方」のサイトが早くも充実しています。 羨ましい・・・

・SharePoint Designer 2007 のヘルプと使い方
<http://office.microsoft.com/ja-jp/sharepointdesigner/FX100646991041.aspx>

機能概要の説明と共に、設定手順がステップバイステップで記載されているので、比較的判り易いかなと思います。

特に、以下のトピックあたりは、参考になると思います。

  • SharePoint サイトを管理する
  • ASP.NET マスタ ページを使用する
  • データ ソースを構成する
  • データ ビューを使用する
  • ワークフローをデザインする


posted by kunitaka at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年12月31日

エディションの変更

 エディション ネタが続いていますが・・・

セットアップ後のエディションの変更には注意が必要です。 もちろん、該当するエディションのライセンスを所有していることは言うまでもないですが・・・
評価版から製品版、下位となるエディションから上位のエディションへの変更は、「サーバー構成の管理」の中の「ライセンスの種類の変換」にて、プロダクトキーの入力による可能になりますが、その逆は再セットアップが必要になるようです。

有り勝ちですが、評価は Enterprise で行っていて、そのまま導入が決まり、その環境を製品版へ移行しつつライセンス的には Standard で購入するというような場合です。 この場合、評価環境をそのまま運用環境に切り替えることが出来ないようです。

サポートされるアップグレードパスは、こちらの記事が参考になります。

・Version to Version Supported Upgrade Paths
<http://blogs.msdn.com/sharepoint/archive/2006/11/14/version-to-version-supported-upgrade-paths.aspx>

これにて、年内の更新は終了です。

posted by kunitaka at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年12月24日

続・SharePoint 2007 のブログ

 他にも既定の設定のままだと使い辛い点があります。

例えば、投稿の公開は承認が必須とか、カテゴリが1つしか選べないとか。
これらについても設定の変更が可能です。

承認については、「管理リンク」の中の「投稿の管理」を選択して、「投稿」ページにて、ツールバー上の「設定」の中の「リストの設定」を選択して、「投稿のカスタマイズ」ページにて「全般設定」の中の「バージョン設定」を選択して、「コンテンツの承認」を「いいえ」オプションに変更することで、承認が必要なくなります。

カテゴリについては、「投稿のカスタマイズ」ページにて「列」の中の「カテゴリ」を選択して、「列の追加設定」の「この列」ドロップダウン リストボックスの下の「複数の値を許可」チェックボックスを選択することで、複数のカテゴリが設定出来ます。

ちなみに、この辺りは、「管理リンク」の「ブログ権限の設定」を選択することで表示される、「ヘルプ」の中の「ブログの権限を構成する」にも書かれています。 チェックしておく良いかも。

posted by kunitaka at 01:46| Comment(0) | TrackBack(1) | メモ

SharePoint 2007 のブログ

 SharePoint 2007 の「ブログ」サイトは既定のままだと、メンバ (つまりは、投稿の権限を持つ) に所属しているユーザーは、投稿もコメントも誰のでも編集出来てしまいます。

一般的には、投稿もコメントも書いた人だけが編集出来るのが望ましいですよね。
その為には、どちらも「管理リンク」からツールバー上の「設定」の中の「リストの設定」を選択して、「全般設定」の中の「詳細設定」を選択して、「アイテムごとの権限」の「編集アクセス権」を「所有するアイテムのみ」オプションに変更しておく必要があります。

・設定結果の例
blog-posts.png

画面は、設定変更後に「SharePoint 彩子」さんでアクセスした時のもの。

posted by kunitaka at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年12月19日

言語パックについて

 WSS 3.0/MOSS 2007 では、言語パックがどうやら2種類あるようです。
2種類とは、Windows SharePoint Services Language Pack と Office Server Language Pack で、前者は、WSS 3.0 専用。 そして、後者は、MOSS、MOSS for Search、Forms Server、Project Server 用とのことです。

情報ソースはこちらです。

・2007 Office system -- server products language offerings
<http://blogs.msdn.com/sharepoint/archive/2006/08/17/2007-office-system-server-products-language-offerings.aspx>

MOSS 上にも、Windows SharePoint Services Language Pack がセットアップ出来ちゃうんでしょうか?

・Windows SharePoint Services 3.0 Language Pack
<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=36ee1bf0-652c-4e38-b247-f29b3eefa048&DisplayLang=ja>

何か、問題が起こると良くないので、MOSS には、きちんと Office Server Language Pack を入れた方が良さそうです。
ちなみに、Office Server Language Pack については、ダウンロードサイトで公開されていないので、MSDN Subscription などから入手する必要があります。

posted by kunitaka at 01:23| Comment(2) | TrackBack(0) | メモ

2006年11月26日

MOSS 2007 の全文検索にて標準対応されるファイル形式

 MOSS 2007 を触っていて、最近、気がついたことの1つ。
全文検索での対応は基本的に SPS 2003 から変わっていないと思っていたら、Office 2007 の新しいファイル形式以外に、Outlook MSG ファイルも標準サポートとなっていました。 しかも、サーバー上に Outlook のセットアップも必要無い!

MOSS 2007 で標準対応している思われるファイル形式はこちらです。

  • Office (Excel、PowerPoint、Word) ファイル
  • Office Open XML Format ファイル (Office 2007 で追加されたファイルフォーマット)
  • Office Publisher ファイル
  • Outlook MSGファイル
  • テキストファイル
  • HTMLファイル
  • XMLファイル

これら以外は、従来通り、別途 IFilter のセットアップが必要になります。 (→ SPS 2003 IFilter リスト)

posted by kunitaka at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年10月08日

SharePoint 2007 での列数の制限について

 SPS 2003 では、列の種類によって、作成可能な列の数に制限がありました。 (→ リストやライブラリでの列の作成時の制限について)

これに対して、MOSS 2007 ではアーキテクチャ的な拡張が行われているようで、実用上の制限は無くなっているようです。

・Sharepoint 2007 - Column Limits
<http://spstips.blogspot.com/2006/06/sharepoint-2007-column-limits.html>

こちらの記事では、2000の「1 行テキスト」の列を追加したと書かれていますね。

これは結構、朗報です。
この制限のお陰で、InfoPath のフォームライブラリでの利用に制限があったり、複雑で項目数の多いリストの利用が出来なかったというのがあります。

でも、ベースとなる DB スキーマ構造は基本的に変わっていないように見受けられます。 テーブル名は、UserData から、AllUserData と変わっていますが、フィールド定義は変わっていません。 恐らく、格納と管理の仕方を拡張したのだと思われます。

後は、列の数が多い時に、プログラム操作で列の参照や更新などの操作を行った時に、どの程度のパフォーマンスに差があるのかが気になる所です。

posted by kunitaka at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

64bit IFilter 対応

 MOSS 2007 にて、ようやく 64bit ネイティブサポートが加わりました。 でも、こんな所で弊害が・・・

ちなみに、SPS 2003 は SP2 にて、64bit サポートが加わりました。 但し、WOW (Windows On Windows) 64 によるエミュレーションサポートでした。
MOSS 2007 ではネイティブになったので、パフォーマンス面での改善も期待されます。

ところが、64bit 環境でのインデックス作成時に、追加のファイル形式に対応するための IFilter についても、64bit 版が必要となっています。
こんな情報もあります。

・WSSv3 FAQ: Can I install the Adobe IFilter for PDF that...
<http://www.asaris.de/sites/walsh/Lists/WSSv3%20FAQ/DispForm.aspx?ID=790>

標準サポートのファイル形式である、Office (Excel、PowerPoint、Word) やテキストファイル、HTML ファイルについては、製品標準機能として 64bit 対応されていますが、追加の IFilter についても個別に対応が必要になります。 (→ SPS 2003 IFilter リスト)
必ず困りそうなのは、Adobe の PDF ファイル形式でしょうか。

今時、PDF ファイルが無い所って、ほとんど無いと思いますから、これが検索出来ないのは困ります。

ということで、インデックス作成の役割を担うサーバーについては、当面 32bit 環境で稼動させる必要があります。

MOSS 2007 では、1つの「共有サービス」に割り当て可能なインデックス作成サーバーは1台となっているので、64bit 環境によるスケールアップは非常に重要なんですけどね。

なお、SPS 2003 で使えていた IFilter は、MOSS 2007 でも、そのまま使えます。 (正確には、使えるはずです。)
PDf、MSG ファイル、Visio ファイル用は、Beta2TR で確認済みです。

posted by kunitaka at 13:19| Comment(3) | TrackBack(0) | メモ

2006年08月15日

SPS 2003 SP2 での Notes 検索

 SPS 2003 で Notes (ノーツ) 検索を利用している所って、どれ位あるんでしょうか?

SP2 を適用すると、今まで検索出来ていた Notes 検索は出来なくなります。 これは、こちらの技術情報で示されている通り、「Lotus Notes プロトコル ハンドラ」が利用するライブラリが Lcppn201.dll から、Lcppn24.dll へ変わることに基づきます。

・Lotus Notes プロトコル ハンドラ の SharePoint Portal Server 2003 のインストールの詳細
<http://support.microsoft.com/kb/830971/ja>

ところが、技術情報内のリンクから Lcppn24.dll をダウンロードしようとすると、それっぽいモジュールがダウンロード出来るんですが、その中には入っていないんですよね・・・

ちなみに、こちらのホワイトペーパーの17ページにもダウンロードの URL が記載されていますが、こちらも正しくないようです。

・Lotus Notes データベース検索の有効化 (PDF ファイル)
<http://download.microsoft.com/download/7/2/0/7202d4f9-cb0f-4625-ba4f-c79271873cf1/NotesSearch.pdf>

さて、じゃあどこにあるのかというと、現在は、こちらかダウンロード出来るようです。

・Lotus C++ API Toolkit Release 2.4 for Windows NT/2000/98/95 English
<http://www14.software.ibm.com/webapp/download/preconfig.jsp?id=2006-03-13+07%3A25%3A42.757618R&S_TACT=104CBW71&S_CMP=>

なんか、IBM のダウンロードリンクは、同じものが「ころころ」違うものを指すようになっているようです。 リンク切れより性質が悪い??

posted by kunitaka at 22:12| Comment(0) | TrackBack(1) | メモ

2006年05月30日

別のエリアでリスト テンプレートが見えない謎

 意外と知られていなかったりするのでしょうか? 以前に、こちらの記事 (→ SharePoint Import Export tools) の冒頭で触れたサイト定義 ID が異なるサイトやエリアでのリスト テンプレートの挙動についてのメモです。

・カスタム リスト テンプレートは、「ページを作成するための」サイトのページの表示されません。
<http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja-jp;825215>

ポータルサイトのエリアとチームサイトでは、サイトの構成などが違うので、まだ仕方が無いかなと納得も出来るのですが、同じポータルサイトの中のエリアの中でも、サイト定義 ID が異なるエリア間では、リスト テンプレートは共有出来ません。
これはつまり、あるエリアに登録(保存)したリストテンプレートが、別のエリアでは参照出来ないということになります。
ポータルサイトでは1つの「リスト テンプレート ギャラリー」を共有にしているのにも関わらず、こういう変な仕組みになっています。
ちなみに、ポータルサイトのエリアはエリア テンプレート毎に異なるサイト定義 ID が設定されています。

これ、意識していないと、結構はまりますね。
あるエリアで使えるリストが出来たのでテンプレート化して、他のエリアでも使い回ししたいと思っても、たまたまサイト定義 ID が異なるエリアでは使えないことになります。
この場合は、SharePoint Import Export tools などを使って、サイト定義 ID が異なるエリアを跨いでリストをコピーして、リストテンプレート化するなどの運用が必要になります。

既定のエリア テンプレートのサイト定義 ID は以下のようになっています。

テンプレートID サイト定義ID エリア テンプレート名
SPS 20 SharePoint Portal Server サイト
SPSPERS 21 SharePoint Portal Server 個人用スペース
SPSMSITE 22 SharePoint Portal Server 個人用サイト
SPSTOC 30 コンテンツ エリアのテンプレート
SPSTOPIC 31 トピック エリアのテンプレート
SPSNEWS 32 ニュース エリアのテンプレート
SPSNHOME 33 ニュース ホーム エリアのテンプレート
SPSSITES 34 サイト ディレクトリ エリアのテンプレート
SPSBWEB 35 SharePoint Portal Server BucketWeb Template
SPSCOMMU 36 コミュニティ エリアのテンプレート

また、既定で作成されるエリアのサイト定義 ID と、そのエリアの下にサブエリアを作成される際に、選択されるエリア テンプレートのサイト定義 ID の設定は以下のようになっています。
  • ホーム (20) →30
    • トピック (30) →31
      • 事業部 (31) →31
        • 販売 (31) →31
        • サポート (31) →31
        • 業務 (31) →31
        • 人事 (31) →31
        • マーケティング (31) →31
      • リソース (31) →31
      • 企業戦略 (31) →31
      • プロジェクト (31) →31
      • 地域別拠点 (31) →31
    • ニュース (33) →32
      • 会社ニュース (32) →32
      • 報道発表 (32) →32
      • 外部ニュース (32) →32
    • サイト (34) →選択可
() の中が、そのエリアのサイト定義 ID、→ の後ろが配下にエリアを作成時に選択されるエリア テンプレートのサイト定義 IDです。

判り難い仕様であることは確かですね・・・

posted by kunitaka at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年05月29日

気になる検索ソリューション (3)

 ちょっと前のマイクロソフトのニュースリリースを読み解いてみます。 こちらの記事 (→ 気になる検索ソリューション (2)) の更に続きです。

・Microsoft Enterprise Search Solutions Help Enable Effective Information Management
<http://www.microsoft.com/presspass/features/2006/may06/05-17EnterpriseSearch.mspx>

最後は、Enterprise Search Solutions と Windows Live Search についてです。

Windows Live Search は MSN 検索の後継サービスとして位置付けられているもので、以下のサイトでβ機能を試すことが出来ます。

・Windows Live Search
<http://www.live.com/>

そして、Casino というコードネームで呼ばれる Windows Live Search Desktop というツールが存在します。 これは、WDS (Windows Desktop Search) の後継バージョンと思われます。
WDS では、こちらの記事 (→ Windows デスクトップ サーチからの SPS 検索) で紹介したように、PC上のリソース、企業内のリソース、インターネット上のリソースの検索が可能ですが、WDS ではタブなどによる切り替えのそれぞれの検索に限定されていました。

・Windows Live Search takes to the desktop
<http://www.liveside.net/comments.php?catid=2&shownews=241>
・Windows Live Search on the Desktop!
<http://www.liveside.net/comments.php?catid=2&shownews=245>

これに対して、Windows Live Search Desktop では、全て又は任意のリソースの組合せによるシームレスな検索が実現されるようです。
つまり、Windows Live Search Desktop を通して、

・PC上のリソース検索 (Windows Vista では更に強化)
・MOSS 2007 にて強化される企業内リソース検索
・Windows Live Search にて刷新されるインターネット検索

これらのリソースが単一の入り口、UI から検索が可能になるということですね。
そして、これが CEO Summit にてビルゲイツが語ったことのポイントの1つである Enterprise Search Solutions のようです。

・Gates Advises CEOs: Software Puts Information to Work for People
<http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/may06/05-17CEOSummit06PR.mspx>

このアプローチが正しいのかどうかは議論の余地はありますが、こちらのスクリーンショットを見る限りでは、検索条件の保存なども出来るようなので、なかなか良さそうです。

・Windows Live Search Desktop スクリーンショット
<http://www.mstechtoday.com/screenshots/search/SearchClient01.jpg>

ナレッジマネージメントという観点でも非常に気になる所です。

posted by kunitaka at 04:37| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

気になる検索ソリューション (2)

 ちょっと前のマイクロソフトのニュースリリースを読み解いてみます。 こちらの続きです。 (→ 気になる検索ソリューション (1))

・Microsoft Enterprise Search Solutions Help Enable Effective Information Management
<http://www.microsoft.com/presspass/features/2006/may06/05-17EnterpriseSearch.mspx>

次は、Microsoft Office SharePoint Server for Search 2007 についてです。

どうやら、SharePoint Server 2007 から検索機能を切り出した製品が登場するようです。 これは、Oracle Secure Enterprise Search 10g や Google Mini、Google 検索アプライアンスなどに対抗する意味合いがあるんでしょうか。

・Oracle Secure Enterprise Search 10g
<http://www.oracle.com/technology/products/oses/index.html>
・企業向けの Google 検索
<http://www.google.co.jp/enterprise/index.html>

ちなみに、SharePoint 2007 では、従来の SPS 2003 での SharePoint サイト、Web サイト、ファイル共有、Exchange パブリックフォルダ、Lotus Notes データベース、ユーザープロファイル (Active Directory) に加えて、LDAP V3 ディレクトリ、ビジネスデータカタログ機能によるデータベースや Web サービス経由での各種システム (SAP や Siabel など) の検索が可能になるようです。

これに対して、Microsoft Office SharePoint Server for Search 2007 では、中規模の企業や部門単位での導入向けにファイル共有、Web サイトの検索機能に特化したサブセットとして登場するようです。 大企業での会社全体での導入はともかく、比較的小さい規模での導入では、ファイル共有とWeb サイトの検索だけで十分という所なんでしょうか。
ライセンス体系や価格などが気になる所です。

posted by kunitaka at 03:17| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ