2007年05月23日

ChatterBox Web パーツ

 簡易チャット Web パーツですね。

実用的かどうかは何とも言えませんが、ChatterBox Web パーツという簡易的なチャット機能を実現した Web パーツが Community Kit for SharePoint の一部として公開されています。
以下のページの中の ChatterBox 1.0.zip を選択することで、ダウンロードが出来ます。

・Releases - Miscellaneous @ Community Kit for SharePoint
<http://www.codeplex.com/CKS/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=4234>

組み込み方法は、ChatterBox Readme.doc の通りですが、簡単なメモをこちらに残しておきます。
なお、ここでは「グループ作業ポータル」サイト テンプレートを利用したサイト コレクションでの操作を想定しています。

セットアップ メモ:

・サーバー上で stsadm -o addwppack により Web パーツ パッケージを追加します。
・ブラウザにて、組み込み対象のサイト コレクションにアクセスします。
・右上の「サイトの操作」メニューから「サイトの設定」の中の「すべてのサイト設定の変更」を選択します。
・「サイトの設定」ページにて、「ギャラリー」セクションの中の「Web パーツ」を選択します。
・「Web パーツ ギャラリー」ページにて、ツール バー上の「新規」を選択します。
・「Web パーツ ギャラリー: 新しい Web パーツ」ページにて、「Microsoft.SharePoint.SampleParts.ChatterBox」の左横のチェックボックスを選択して、「ギャラリーに追加」ボタンを選択します。
・組み込み対象のサイトにアクセスします。
・右上の「サイトの操作」メニューから「ページの編集」を選択します。
・組み込み対象の Web パーツ領域の「Web パーツの追加」を選択します。
・「Web パーツの追加」Web ページ ダイアログにて、「すべての Web パーツ」セクションを展開して、「その他」カテゴリの中の「ChatterBox」の左横のチェックボックスを選択して、「追加」ボタンを選択します。
・追加した「ChatterBox」Web パーツのタイトルバー上の「編集 ▼」メニューの中の「共有 Web パーツの変更」を選択します。
・右側のツールパーツ領域にて、「その他」セクションを展開して、「BackingListName」テキストボックスに、任意のリスト名を入力して、「OK」ボタンを選択します。
・「ページ編集」ツールバー上の「発行」を選択します。

組み込み結果イメージ:

ChatterBox.png

なお、「BackingListName」に設定するリストは、存在しなければ自動的に作成されるので便利です。

実装アプローチとしては、Ajax に基づいていますが、ASP.NET AJAX ベースではないようです。

【ニュースソース】
・"ChatterBox" persistent chat session for SharePoint
<http://blogs.msdn.com/sharepoint/archive/2007/05/15/chatterbox-persistent-chat-session-for-sharepoint.aspx>

ツール MOSS 2007 リソース

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2007年05月16日

OWA 汎用 Web パーツ (MOSS 2007 パッケージ版)

 互換モードのお陰でそのまま動きました。 (→ OWA 汎用 Web パーツ)

MOSS 2007 標準としての OWA 用の Web パーツとしては、「受信トレイ」、「個人用の予定表」、「個人用の仕事」、「個人用の連絡先」、「個人用メール フォルダ」が含まれていますが、これらは名前空間「Microsoft.SharePoint.Portal.WebControls」から判る通り、WSS 3.0 には含まれていないんですね。
そして、SPS 2003 の頃から変わらず、これらの Web パーツを利用するユーザーが自分でサーバー名とアカウント名を指定する必要があります。

そこで、SPS 2003 用に作成していた Web パーツが MOSS 2007 でもそのまま動作するようなので、MOSS 2007 向けにパッケージングし直しました。 恐らく、WSS 3.0 でも利用出来るはずです。 (残念ながら、手元に WSS 3.0 単体の環境が無いので、確認は出来ていません・・・)
SPS 2003 用では、Wppackager で作成したインストールパッケージでしたが、今回は、WSS 3.0 で新たに利用出来るようになったソリューション フレームワークによるパッケージングに変更しました。 これにより、フロントエンド Web サーバーに個別にセットアップが必要無くなっています。

・OWA 汎用 Web パーツ (0.10) 【MOSS 2007 パッケージ版】
<SharePointFactoryOWAParts4MOSS-0.10.0.6.zip>

なお、ソリューション フレームについては、こちらを参照して下さい。

・ソリューションの概要
<http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/aa543214.aspx>

インストール手順:

■ソリューションの追加
・「コマンド プロンプト」にて、以下のコマンドを実行します。
stsadm -o addsolution -filename OWAParts.wsp

■ソリューションの展開
・「コマンド プロンプト」にて、以下のコマンドを実行します。
stsadm -o deploysolution -name OWAParts.wsp -immediate -allowGacDeployment -url <組み込み先の Web アプリケーションのURL>

ソリューションの追加と展開をセットにしたバッチファイルを install.bat として zip ファイル内に含めています。 以下のようにして実行して下さい。
install <組み込み先の Web アプリケーションのURL>

■Web パーツの追加
・追加先のサイトにて、右上の「サイトの操作」メニューから「ページの編集」を選択します。
・追加したい Web パーツ領域の「Web パーツの追加」を選択します。
・「Web パーツの追加」Web ページ ダイアログにて、「すべての Web パーツ」セクションの中の「その他」カテゴリの中の「OWA 汎用 Web パーツ」の左横のチェックボックスを選択して、下の「追加」ボタンを選択します。
・Web パーツのタイトルバー上の「編集 ▼」メニューの中の「共有 Web パーツの変更」を選択します。
・「カスタム Web パーツ設定」の中の「Exchange サーバー名」にて、Exchange のサーバー名を入力し、「OWA フォルダ」ドロップダウン リストボックスから任意のフォルダを選択して、「OK」ボタンを選択します。
・ページ上部のページ編集ツールバー上の「発行」を選択します。 または、右上の「編集モードの終了 ×」を選択します。

アンインストール手順:

■ソリューションの取り消し
・「コマンド プロンプト」にて、以下のコマンドを実行します。
stsadm -o retractsolution -name OWAParts.wsp -immediate -url <削除先の Web アプリケーションのURL>

■ソリューションの削除
・「コマンド プロンプト」にて、以下のコマンドを実行します。
stsadm -o deletesolution -name OWAParts.wsp

ソリューションの取り消しと削除をセットにしたバッチファイルを uninstall.bat として zip ファイル内に含めています。 以下のようにして実行して下さい。
uninstall <削除先の Web アプリケーションのURL>

なお、サイトに Web パーツを追加したまま、ソリューションの取り消し/削除を実行すると、「Web パーツ エラー」のまま Web パーツが残ってしまうので、注意して下さい。

組み込み結果のサンプル:

・受信トレイ
OWAGeneral-受信トレイ.png
・予定表
OWAGeneral-予定表.png
・仕事
OWAGeneral-仕事.png

Web パーツ MOSS 2007 リソース

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posted by kunitaka at 02:03| Comment(1) | TrackBack(0) | Web パーツ

2007年04月30日

在席状況信号機 Web パーツ (Microsoft Office SharePoint Server 2007 版)

 あの? Web パーツの MOSS 2007 版が公開されていました。 (→ 公共機関向けサイトでも SPS 2003 向けサンプル Web パーツ追加)

残念ながら、在席状況信号機 Web パーツのみです。
MOSS 2007 版のページでは、機能紹介と動作内容、インストール手順と項目の追加などが掲載されているので判り易いかも。

・在席状況信号機 Web パーツ (Microsoft Office SharePoint Server 2007 版)
<http://www.microsoft.com/japan/business/industry/gov/download/
sharepoint_shingo_parts_2007.mspx
>

相変わらず、「無償提供の対象は、公共機関様に限ります。」の表記は付いていますけどね。

ツール MOSS 2007 リソース

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posted by kunitaka at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年12月22日

あぁ残念、MSNBC Web パーツ向けサービス終了

 折角、日本語化 (→ 「MSNBC 株価情報 (英語)」Web パーツ日本語化) したのだけれど、Web パーツ向けに提供されていたサービスが終了してしまうようです。

こちらのサポート技術情報によると、2007年2月6日を持ってサービスが終了するようです。

・Windows SharePoint Services でオンライン Web パーツ ギャラリーに中止される MSNBC Web 一部 の説明
<http://support.microsoft.com/default.aspx/kb/929197>

機械翻訳のタイトルなので、日本語が若干意味不明ですが・・・
Web Part は Web パーツに訳されるようですが、Web Parts は訳されないらしい。

実際に使っている人がどれ位いるのか判りませんが、広告も無く、コンパクトにまとまっていて、なかなか良かったのですが・・・
とっても残念です。

どこかに、株価情報を Web サービスとかで「無償」で提供している所は無いのかな。
あれば、Ajax アプローチでも使って Web パーツを作ってしまうのに。

posted by kunitaka at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年08月27日

発車案内 Web パーツ

 仕事には全く約に立たないと思いますが・・・

現在時刻に基づいて、予め設定した駅で次に乗れる列車の発車時間を表示する Web パーツです。
元々は、SPS 2001 の Web パーツ向けに作成したものでした。 4年も前の話です。 しばらく、自分でも使っていましたが、SPS 2001 の環境が無くなってからは忘れ去っていました。
しかし、つい最近、WILLCOM の W-ZERO3 [es] を購入したので、時刻表確認のために NextTrain をセットアップしたついでに思い出して、SPS 2003 に対応させました。

SPS 2001 の頃は、Web パーツの設定は個人毎に出来なかったので、Internet Explorer の userData Behavior を利用していました。
SPS 2003 では、.NET Framework ベースにアーキテクチャが構成し直されたことに伴い、Web パーツに個人毎の設定が出来るようになりました。 今回の SPS 2003 対応の際には、基本的なロジックはそのままに、Web パーツ設定やヘルプだけを対応させました。 なお、祝日判定処理はちょっと古かったので、今回を機に作り直しました。 その際に、判定処理のチェック用に作成したのがカレンダー Web パーツでした。 (→ ただカレンダーを表示するだけの Web パーツです・・・)

組み込み結果サンプル:
発ヤ案内.png

主な機能:
  • リアルタイムで設定した駅で次に乗れる列車の発車時間を表示
  • 種別・行先毎に表示スタイルの (css形式) の設定
設定手順:
  • SPS サーバー上で、SharePointFactoryDeparturesParts.msi を実行します。
  • 「Virtual Server Install Options」にて、「Specific virtual servers」オプションを選択して、その下のテキストボックスに「http://サーバー名/」のように入力して、「Next >」ボタンを選択します。
  • 「Global Assembly Cache Options」にて、「はい」ボタンを選択します。
  • 「Installation Successfully Completed」にて、「OK」ボタンを選択します。
  • IIS の再起動を行います。
  • 「Web パーツの追加」-「参照」から、「仮想サーバー ギャラリー」を選択して、「発車案内 Web パーツ」を選択して、任意の領域にドラッグ&ドロップで組み込みます。
なお、「Virtual Server Install Options」にて、「All virtual servers」オプションを選択可能ですが、Wppackager で作成したインストールパッケージのバグによりアンインストールが正しく出来ませんので、あしからずご了承下さい。 個別に指定している場合は、GAC のアセンブリ、web.config の SafeControl エントリ、リソースファイル、Web パーツ定義ファイルをきちんと削除します。

組み込み後は、Web パーツタイトルバー右端の「▼」メニューから「ヘルプ」を選択して下さい。 Web パーツの設定方法、設定内容に関する説明を記載しています。

・発車案内 Web パーツ (1.14)
SharePointFactoryDeparturesParts-1.10.0.13.zip

posted by kunitaka at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年08月24日

ただカレンダーを表示するだけの Web パーツです・・・

元々、これを作りたかったのではなく、祝日判定処理をチェックするおまけとして作ったものなので、残念ながらそれ以外に機能はありません。

組み込み結果サンプル:
カレンダー.png

主な機能:
  • 万年カレンダー (クライアントスクリプトで実装)
  • 祝日の自動表示 (1947年〜2150年、春分/秋分の日自動判定)
  • 2005年可決、2007年より施行の改正祝日法への対応 (祝日名変更、振替休日及び国民の休日の定義変更)
来年から、4月29日は昭和の日、5月4日はみどりの日になります。 また、振替休日は単なる日曜日の翌日から、最も近い祝日じゃない日になり、祝日と祝日に挟まれた祝日じゃない日は、国民の休日になります。
連休や休み自体が増えるのは良いのですが、祝日に関する決まりがこんなに複雑で良いのだろうかと思いつつ・・・

ちなみに、直近では、2008年5月と2009年5月、そして2009年9月辺りが興味深いです。
2008年と2009年の5月は振替休日が月曜日じゃないパターンです。 2008年は火曜日、2009年は水曜日になります。
2009年9月は秋の5連休になるパターンです。 つまり、敬老の日と秋分の日に挟まれた日が国民の休日になります。

設定手順:
  • SPS サーバー上で、SharePointFactoryCalendarParts.msi を実行します。
  • 「Virtual Server Install Options」にて、「Specific virtual servers」オプションを選択して、その下のテキストボックスに「http://サーバー名/」のように入力して、「Next >」ボタンを選択します。
  • 「Global Assembly Cache Options」にて、「はい」ボタンを選択します。
  • 「Installation Successfully Completed」にて、「OK」ボタンを選択します。
  • IIS の再起動を行います。
  • 「Web パーツの追加」-「参照」から、「仮想サーバー ギャラリー」を選択して、「カレンダー Web パーツ」を選択して、任意の領域にドラッグ&ドロップで組み込みます。
なお、「Virtual Server Install Options」にて、「All virtual servers」オプションを選択可能ですが、Wppackager で作成したインストールパッケージのバグによりアンインストールが正しく出来ませんので、あしからずご了承下さい。 個別に指定している場合は、GAC のアセンブリ、web.config の SafeControl エントリ、リソースファイル、Web パーツ定義ファイルをきちんと削除します。

・カレンダー Web パーツ (0.11)
<SharePointFactoryCalendarParts-0.11.0.7.zip>


参考にしたサイト:
・AddinBox 祝日について
<http://www.h3.dion.ne.jp/~sakatsu/holiday_topic.htm>
・こよみのページ 祝祭日の一覧
<http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/syukujitsu.htm>
・国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案
<http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/g15901014.htm>

posted by kunitaka at 22:44| Comment(0) | TrackBack(1) | Web パーツ

2006年06月13日

公共機関向けサイトでも SPS 2003 向けサンプル Web パーツ追加

 以前にも紹介した別の場所 (→ マイクロソフトのサンプル Web パーツ) にも新たな Web パーツを発見

追加されたのは以下の2つの Web パーツです。

・予定表 Web パーツ 拡張版
<http://www.microsoft.com/japan/business/industry/gov/download/
sharepoint_schedule_parts.mspx
>

sharepoint_schedule01.gif

・在席状況信号機 Web パーツ
<http://www.microsoft.com/japan/business/industry/gov/download/
sharepoint_shingo_parts.mspx
>

sharepoint_shingo01.gif

在席状況の方はともかく、予定表 Web パーツ 拡張版の方は意外と使えそうな気がします。
でも、良く見ると最後に、「※ 無償提供の対象は、公共機関様に限ります。」という注意書きがあります。 そんなケチ臭いこと言わずに誰でもお使い下さいで良いじゃん・・・

しかし、在席状況という名前でも良いように思いますが、更に「信号機」を加えるなんて・・・

えらい?と思うのは、ちゃんと公共機関向けサイトのトップページに、新しい Web パーツが追加されていることが掲載されているということですね。

・Microsoft Business : 公共機関ホーム
<http://www.microsoft.com/japan/business/industry/gov/default.mspx>
・Microsoft Business : 公共機関 - 無償ダウンロード
<http://www.microsoft.com/japan/business/industry/gov/download/default.mspx>

定期的にチェックしている人がいるかは判りませんが、少なくとも公共機関向けサイトにアクセスした人は気が付く可能性があります。
SPS 2003 製品サイトの担当者も見習って欲しいと思う今日この頃。

posted by kunitaka at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年06月08日

SharePoint 製品サイトでサンプル Web パーツ追加

 おや、いつの間にか、SharePoint Portal Server 2003 の製品サイトにサンプル Web パーツが追加されていました。 今更の感じがしますが・・・

・SharePoint Portal Server 2003 Web パーツと Web コントロール
<http://www.microsoft.com/japan/office/sharepoint/downloads/webparts.mspx>

製品サイト トップページにもトピックとしてお知らせが無いと気が付かないような・・・ 相変わらず、駄目駄目だ。

ちなみに、追加されたのは、以下の3つの Web パーツのようです。
  • コンテンツの既読、未読の表示 Web パーツ
    ReadList01.gif
  • Outlook メール連携 Web パーツ
    MSOutlookMail01.gif
  • リストのリンク Web パーツ
    LinkList01.gif
どれも使えそうかな?
posted by kunitaka at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年04月02日

Blogparts の活用 (その3: 応用編)

 Blogparts を活用する方法についてです。 こちらの (→ Blogparts の活用 (その2: 機能編)) 更に続きです。

Blogparts のセットアップは少々面倒臭いです。
これは、「Blog」「Comments」などのリストのビューやフォームページへの一般ユーザーアクセスを排除するために、各ページにリダイレクト用の Web パーツを組み込むためです。 但し、こちらの作業はサイトテンプレートとして保存することで、2回目以降は省略することが可能です。

具体的には以下の手順になります。
  • サイトテンプレートの保存
    1. 最上部のナビゲーションバー上の「サイトの設定」を選択します。
    2. 「サイトの設定」ページにて、「管理」セクション内の「サイト管理へ移動」を選択します。
    3. 「トップレベル サイトの管理」ページにて、「管理と統計データ」セクション内の「テンプレートとしてサイトを保存」を選択します。
    4. 「テンプレートとしてサイトを保存」ページにて、「ファイル名」「テンプレートのタイトル」などに適当な内容を入力して、「OK」ボタンを選択します。
  • セントラル テンプレート ギャラリーへの登録
    1. 最上部のナビゲーションバー上の「サイトの設定」を選択します。
    2. 「サイトの設定」ページにて、「管理」セクション内の「サイト管理へ移動」を選択します。
    3. 「トップレベル サイトの管理」ページにて、「サイト コレクション ギャラリー」セクション内の「サイト テンプレート ギャラリーの管理」を選択します。
    4. 「サイト テンプレート ギャラリー」ページにて、保存したサイトテンプレートを選択して、ダウンロードして保存します。
    5. SPSサーバー上で、「コマンド プロンプト」を起動します。
    6. 以下のようなコマンドを実行します。
      stsadm -o addtemplate -filename <テンプレートファイル名> -title "ブログ サイト"
これにより、新たにサイトを作成する際に、以下のようにテンプレートから選択して作成することが出来るようになります。
テンプレート選択.png

posted by kunitaka at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

Blogparts の活用 (その2: 機能編)

 Blogparts を活用する方法についてです。 こちらの続きです。 (→ Blogparts の活用 (その1: 日本語化編))

基本的な機能や使い方については、Instructions の「6 Features」で触れられていますが、載っていない点も含めて簡単にまとめてみました。

・ブログ機能
 記事、コメント、ゲストブック機能があります。
・マルチリンガル対応
 言語設定の切り替えで対応することが出来ます。
・管理者用機能
 ブログの所有者 (いわゆる管理者) でアクセスしている時だけ、クイックリンクが表示されます。 また、「Blog」「Comments」へ直接アクセスしても、一般ユーザーはリダイレクトされてアクセス出来ません。
・画像の埋め込み
 リスト標準の機能では画像埋め込みは出来ませんが、記事内に [[image.jpg]] のように記述すると画像を埋め込むことが出来ます。 添付した場合には、ファイル名だけを、リンクの場合には、[[http://server/folder/image.jpg/]] のようにURLのフルパスを記述する形になります。 また、[[image.jpg;100]] のように画像の表示サイズを指定することも出来ます。
・プレゼンス連携
・コメント内の自動リンク展開
 URLやメールアドレスをコメントに書いた場合に、自動的にリンクに展開されます。
・コメント、メッセージでの入力内容保存機能
・RSSフィード
・カテゴリ機能
 1つの記事に最大3つのカテゴリを設定出来ます。

ちょっと物足りないのは、トラックバック機能が無いことでしょうか? 他にも、最近の記事、コメントなどがあっても良いかなと思いつつ。
ちなみに作者への要望では、Support for podcasting via RSS、Captcha、Trackbacks が挙がっているようです。

・Blogpart News 2
<http://www.molberg.dk/blogs/steen/default.aspx?BlogId=40>

posted by kunitaka at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

Blogparts の活用 (その1: 日本語化編)

 ブログ開始間もない頃に紹介した Blogparts の活用についてです。 (→ Blogparts 1.1)

日本語 language file は、Instructions の「3 Installation/Upgrading」の後に、セットアップ先の仮想フォルダのホームディレクトリ (「既定の Web サイト」の場合は「c:\Inetpub\wwwroot」です。) の下の「wpresources\Blogpart」にコピーします。
それから、「4 Getting started」を続けます。 これにより、language の設定で最初から「Japanese」が選択された状態で利用出来ます。

実際の画面イメージはこちらを参考にして下さい。

・「Blog/Blog - Contact me」Web パーツ組み込み当初
初期画面1.png

・Web パーツ設定
初期画面2.png

・ブログ画面イメージ
初期画面3.png

posted by kunitaka at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年03月16日

Office 2003 アドイン その後

Office 2003 アドイン その後

SPS 製品サイトには無い (→ <Office 2003 アドイン : Web Parts and Components>)と書いたのですが、どうやら WSS (Windows SharePoint Services) のサイトにあるようです。 全く、こっちかよ!という感じです。
ま、確かに WSS のアドイン何でしょうけどね。

・Windows SharePoint Services
<http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/technologies/
sharepoint/default.mspx
>

posted by kunitaka at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年03月14日

Office 2003 アドイン : Web Parts and Components

 これも単なる覚え書きメモ。
SPS 2003のCDメディア内の STSTPKPL フォルダの下にある ststpkpl.exe と同じものがダウンロード可能です。 これも確か、SPS製品サイトにはリンクが無かったような気がします。

・Office 2003 アドイン : Web Parts and Components
<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=38be67a5-2056-46a1-84b1-337ffb549c5c>

インストールすると、以下の6個のWeb パーツが使えるようになります。
  • Office スプレッド
  • Office データシート
  • Office ピボットビュー
  • Office ピボットテーブル
  • Office ピボットグラフ
  • Web キャプチャ Web パーツ
Office Web パーツは、Office Web コンポーネントを利用した Web パーツです。
Web キャプチャ Web パーツは、他のページの一部を切り取って表示することが可能です。 但し、Web パーツの設定を行う場合には、クライアントPC上に Office 2003 が必要です。 参照だけなら、Office 2003 は必要無いです。

posted by kunitaka at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年03月02日

ゴーストページ 続き

 ゴーストページでは無くなった aspx ページを元に戻す方法があるようです。
SharePoint のリソキに添付されている CD-ROM に Web Part Toolkit というのがあり、それをインストールすると使えるようになる GhostHunter Web Part を使うと可能になります。 Web パーツ名に洒落がきいている?
但し、製品の標準機能ではないので、この操作自体はサポートの対象にはならないと思われるので注意する必要があります。

実際に、ポータルサイトやチームサイトにこの Web パーツを組み込むと、サイト内で非ゴーストページとなっているものだけ拾って一覧に表示して、任意のページを選択してゴーストページの状態に戻すことが出来ます。
GhostHunter Web パーツ.png
この画面サンプルのサイトでは、Enterprise Search Web コントロールを組み込んでいて、組み込む為に FrontPage 2003 で編集した結果が現れています。

最新版はこちらからダウンロード可能です。
・Downloads - Tools and Applications (Powered by Bluedog Limited)
<http://www.bluedoglimited.com/Downloads/pages/Web%20Part%20Toolkit.aspx>

・Microsoft SharePoint Products and Technologies Resource Kit
<http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/sppt/reskit/default.mspx>

posted by kunitaka at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年02月27日

「MSNBC 株価情報 (英語)」Web パーツ日本語化

 SPS標準のオンラインギャラリーを有効にした際に利用可能な、「MSNBC 株価情報 (英語)」Web パーツの表記を日本語化する方法です。
残念ながら、あまり汎用的なアプローチでは無いので、エンドユーザー利用向きではありませんが、ポータルのトップページなどに組み込んで利用する場合には、頻繁に変えることは無いということでお許し下さい

この Web パーツは表記は英語ですが、株価コードの前に「JP:」を加えることで、日本の株価を表示することが出来ます。 また、この Web パーツの実体は「コンテンツ エディタ」利用した形で実装されているので、表示内容の展開が完了した後に動的に表記を書き換えてしまおうということです。

主な書き換えポイントは以下の通りです。
  • 表の列のタイトル、列幅調整
  • 株価及び前日比の小数点以下の削除
  • 銘柄のタイトル
汎用的じゃないのは、最後の銘柄のタイトル書き換え部分です。

設定方法:
  • オンライン ギャラリーを有効にします。
  • 「Web パーツの追加」-「参照」から、「仮想サーバー ギャラリー」を選択して、「MSNBC 株価情報 (英語)」Web パーツを選択して、任意の領域にドラッグ&ドロップで組み込みます。
  • 「add symbols」リンクを選択して、「Add a Symbol」テキストボックスに、株価コードの前に JP: を加えて入力し、「Add」ボタンを選択します。 これを必要なだけ繰り返して、最後に「OK」ボタンを選択します。
  • Web パーツのタイトルバー上の「▽」メニューの中の「共有 Web パーツの変更」を選択します。
  • 「ソース エディタ」ボタンを選択します。
  • 「Web ページ ダイアログ」にて、HTMLの最後に「日本語化スクリプト」の内容を追加します。 必要に応じて、株価コードから銘柄名に変換している行ブロックを変更・追加します。 最後に、「上書き保存」を選択します。
  • 「OK」ボタンを選択します。
組み込み結果サンプル:
日本語化サンプル.png

サンプルは、在京キー局の株価を組み込んだものです。 日本語化スクリプトはその際のものです。

日本語化スクリプト:
日本語化スクリプト.txt

posted by kunitaka at 02:35| Comment(3) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年02月26日

OWA 汎用 Web パーツ

 SPS 2003 標準の「受信トレイ」「個人用の予定表」「個人用の仕事」などの Web パーツは、Exchange 2003 の OWA で表示するものですが、利用するユーザーが自分でサーバー名とアカウント名を指定する必要があります。
しかしながら、ユーザーに自分でアカウント名を指定させるのが難しい場合なども有り得るので、その場合には使い難い Web パーツです。 そこで、_LogonUser_ というトークンを利用して、現在アクセスしているユーザーを取得し、OWA の URL を自動的に展開する OWA Web パーツを作成しました。

設定手順:
  • SPS サーバー上で、SharePointFactorOWAParts.msi を実行します。
  • 「Virtual Server Install Options」にて、「Specific virtual servers」オプションを選択して、その下のテキストボックスに「http://サーバー名/」のように入力して、「Next >」ボタンを選択します。
  • 「Global Assembly Cache Options」にて、「はい」ボタンを選択します。
  • 「Installation Successfully Completed」にて、「OK」ボタンを選択します。
  • IISの再起動を行います。
  • 「Web パーツの追加」-「参照」から、「仮想サーバー ギャラリー」を選択して、「OWA 汎用 Web パーツ」を選択して、任意の領域にドラッグ&ドロップで組み込みます。
  • Web パーツのタイトルバー上の「▽」メニューの中の「共有 Web パーツの変更」を選択します。
  • 「カスタム Web パーツ設定」の中の「Exchange サーバー名」を設定して、「OWA フォルダ」から任意のフォルダを選択して、「OK」ボタンを選択します。
なお、「Virtual Server Install Options」にて、「All virtual servers」オプションを選択可能ですが、Wppackager で作成したインストールパッケージのバグなのか、アンインストールが正しく出来ません。

組み込み結果サンプル:
  • 受信トレイ
    OWAGeneral-受信トレイ.png
  • 予定表
    OWAGeneral-予定表.png
  • 仕事
    OWAGeneral-仕事.png

・OWA 汎用 Web パーツ (0.10)
<SharePointFactoryOWAParts-0.10.0.6.zip>

posted by kunitaka at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年02月25日

Site Context Search Box 日本語化

 こちらで紹介 (→ Microsoft Search は止めましょう) した、Site Context Search Box Web コントロール/Web パーツを日本語化してみました。

実際に組み込むとこんな感じになります。

  • トップレベル サイトに組み込んだ場合
    Site Context Search Box 1.png
  • サブサイトに組み込んだ場合
    Site Context Search Box 2.png
なかなか良い感じでしょ。

・Site Context Search Box 日本語化ソースファイル
<SiteContextSearchBox.zip>
posted by kunitaka at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年02月19日

マイクロソフトのサンプル Web パーツ

普通に SPS 2003 のサイトをアクセスしていると、こちらが見つかります。
最近、新しい Web パーツが追加されています。

・SharePoint Portal Server 2003 Web パーツと Web コントロール
<http://www.microsoft.com/japan/office/sharepoint/downloads/webparts.mspx>

でも、実は、他にもあるんですよね。
何故だか別の場所で公開されています。 SPS 2003 のサイトからもリンクしてくれれば良いのにと思う、今日この頃。

・公共機関向け SPS/WSS テンプレート (職員の情報共有効率化へ向けた無償ポータル キット)
<http://www.microsoft.com/japan/business/industry/gov/download/sps_wss.mspx>
posted by kunitaka at 01:42| Comment(2) | TrackBack(0) | Web パーツ

2006年02月15日

Blogparts 1.1

Windows SharePoint Services のチームサイトで、ブログを実現する Web パーツ群です。
ちょっとセットアップが面倒ですが、なかなか良く出来ているのではないかと思います。

ちなみに、各リスト毎のフォームに、リダイレクト用の Web パーツを組み込む必要がありますが、一度手動で組み込んだ後に、リストテンプレート化すれば、手順を省略出来るかも知れません。

とりあえず、日本語用の language file を作ってみました。
・日本語 language file
1041.lng

・Release of The Blogparts 1.1
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