2007年02月14日

列名のしくみ

 これは、WSS 2.0/SPS 2003 から全く変わっておりません。

MOSS 2007 (WSS 3.0 含む) リストやライブラリを活用する際に、列を追加することは良くあることです。

列には内部名と表記名があります。
内部名は文字通り、内部で使われるものでリストやライブラリ内で一意である必要があります。 また、作成すると後から変更することが出来ません。
表記名は文字通り、見た目の名前で自由に設定することが出来て、後から変更することも可能です。

API レベルでは、InternalName と Title というプロパティに対応します。
API レベルで列を作成する場合は、同時に設定することが可能です。

・SPField.InternalName Property (Microsoft.SharePoint)
<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/microsoft.sharepoint.spfield.internalname.aspx>
・SPField.Title Property (Microsoft.SharePoint)
<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/microsoft.sharepoint.spfield.title.aspx>

これに対して、Web UI から作成する場合は・・・

FieldName.png

はい、ご覧の通り「列名」というテキストボックスしかありませんね。
列の作成時に「列名」に指定した文字列が内部名と表記名に設定される形になります。
但し、表記名は後から変更可能なので、作成した後で、列名を選択して「列の編集」にて「列名」を変更すると表記名だけが変わる形になります。

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posted by kunitaka at 04:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 解説

2007年02月05日

WSS 3.0 と MOSS 2007 の機能オブジェクトと用語について

 基本的には、WSS 2.0 と SPS 2003 から大きくは変わっていませんが・・・

判ってしまえば、どうってことは無いのですが、サイト、サイト コレクション、サブサイトのようにそれぞれが何を表しているかって意外と判り辛いです。
SPS 2003 で言えば、ポータルサイトとエリアは無くなって、それぞれサイト コレクションとサブサイトに集約されました。

この辺り、全体像を理解するにはこちらのトピックが判りやすいかなと思っています。

・Server and Site Architecture: Object Model Overview
<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms473633.aspx>

元々はオブジェクトモデルの概要を把握するためのマッピング図ですが、機能オブジェクトの関係が示されているので機能オブジェクトと用語の関係を把握するのにも使えます。

WSS 2.0 および SPS 2003 から変わった点としては、従来「仮想サーバー」と呼んでいたものが「Web アプリケーション」になった所位でしょうか。
ちなみに、従来「ポータルサイト」や「チームサイト」と呼んでいたものはどちらも「サイト コレクション」のことになります。
違いはサイトを作成する際のテンプレートが違うということになります。
また、SPS 2003 では「ポータルサイト」は「仮想サーバー」に1つしか作成出来ませんでしたが、MOSS 2007 では「チームサイト」と同様に「Web アプリケーション」内に複数作成出来るようになっています。

一般的に「サイト」を作成するということは、「サイト コレクション」を作成するということになります。
「サイト コレクション」を作成すると自動的に必ず「トップレベル サイト」が作成されます。 つまり、「サイト コレクション」はその名通り、「サイト」の集まりを表す論理的なもので、実体はあくまでも「サイト」ということになり最上位 (ルートやホームとも言いますね) を表すのが「トップレベル サイト」ということになります。

この点を理解しておくと、管理操作のメニューの用語と関係が判りやすくなると思います。

・「アプリケーション構成の管理」ページの「SharePoint サイトの管理」セクション
SharePointSiteManagement.png

・トップレベル サイトの「サイトの設定」ページの「サイトの管理」「サイト コレクションの管理」セクション
ToplevelSiteManagement.png

・サブサイトの「サイトの設定」ページの「サイトの管理」「サイト コレクションの管理」セクション
SubSiteManagement.png

「サイト」は階層構造を構成することが可能で、下位階層に作成されたものが「サブサイト」になります。
通常は総称して「サイト」とすることが多いと思いますが、あえて「サブサイト」や「(サブ)サイト」と区別して表現することもあります。


後は、よく混同されがちですが、リスト/ライブラリと Web パーツは別のものです。
前者は、データの実体そのもので付随して UI が構成されています。 後者は「サイト」のページ (正確に言うと Web パーツ ページ) に追加可能な部品を表します。 Web パーツは一般的にはポートレットと呼びますね。
判り辛いのは、リストまたはライブラリを作成すると、同じ名前の Web パーツが作成されるので、同じものだと思われてしまうのだと考えられます。
これは、リストまたはライブラリを作成すると同じ名前の「リスト ビュー」Web パーツがそのサイト内の「Web パーツ ギャラリー」に追加されているだけです。 また、その Web パーツ自体はリストまたはライブラリのビューを表示するだけであってデータの実体を持っている訳ではありません。

・「すべてのサイト コンテンツ 」ページ
ViewLists.png

・「Web パーツの追加」Web ページ ダイアログ
WebPartsLists.png

ちなみに、サイトのヘルプにて「リスト ビュー」というキーワードでヒットする「リスト ビュー Web パーツ」というトピックの冒頭でもほんの少し触れられています。

追記を読む
posted by kunitaka at 02:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 解説