結論からすると、PDFファイルがそれなりのファイル数格納されている場合は、かなり「効果あり」と言えると思います。 むしろ、適用は「必須」とも言えるかも知れません。
○検証環境
ノートPC、Pentium M 1.86GHz、2GB RAM
Windows Server 2003 SP1、SQL Server 2000 SP4、SharePoint Portal Server 2003 SP2
○検証条件
チームサイト1、Wordファイル×100、合計約30MB
チームサイト2、PowerPointファイル×100、合計約93MB
チームサイト3、Excelファイル×100、合計約11MB
チームサイト4、PDFファイル×50、合計約33MB
○検証結果
・PDF追加前 (チームサイト1〜3)、フル更新
→ 32秒、30秒、28秒、30秒、平均30秒
・PDF追加後 (チームサイト1〜4)、レジストリ適用前、フル更新
→ 10分19秒、11分32秒、8分41秒、8分38秒、平均9分48秒
・PDF追加後 (チームサイト1〜4)、レジストリ適用後、フル更新
→ 43秒、40秒、40秒、42秒、平均41秒
見ての通り、レジストリを適用しないと、驚異的?に遅くなります。
そして、レジストリを適用することで、妥当な時間に収まるように見受けられます。
結局の所、事実として PDF Ifilter はシングルスレッド対応だったということですね。
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