2006年03月17日

ライブラリのエクスプローラビュー

エクスプローラビューを利用するには、IE 5.0以上が必要になりますが、機能の実装には以下の技術が使われています。
  • Windows XP + Internet Explorer + アクセス先のサイトが http アクセス可能でポート番号指定が無い場合 → WebDAV redirector を利用して、IFRAMEに組み込み
  • それ以外の場合 → Dynamic HTML Behaviors の httpFolder default behaviors を利用して組み込み
これらの違いは、フォルダを選択した時の挙動に現れます。
前者はエクスプローラビューの中で動き続けますが、後者はエクスプローラ画面に置き換わってしまいます。 つまり、前者の条件の方がリッチということでしょうか。
ちなみに、IE や OS のバージョン判定には、owsbrows.js が使われています。 実体は、ブラウザの userAgent を利用したライブラリ関数です。

なお、WebDAV redirector とは、Windows XP と Windows Server 2003 に組み込まれている機能で、WebDAV アクセスをファイル共有アクセスのように利用可能にするための機能です。 実体は、WebClient サービスだと思われます。
・WebDAV Redirector (IIS 6.0)
<http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/WindowsServer2003/Library/IIS/
a71e40bd-ecb0-4f87-8f6c-935fe6552565.mspx
>
・httpFolder Behavior
<http://msdn.microsoft.com/workshop/author/behaviors/reference/
behaviors/httpfolder.asp
>

posted by kunitaka at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ
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