2006年03月17日

トークン文字列

Web パーツを開発する際には、その Web パーツのリソースフォルダを知るため、そして、生成する HTML エレメントの ID やスクリプトの関数・変数名をユニークにするために、トークン文字列を利用する場合があります。
実際には、以下のような4つのトークンが利用可能で、
  • _WPR_
    ClassResourcePath プロパティ、Web パーツ実行時のリソースファイルのパスが展開されている。
  • _WPQ_
    Qualifier プロパティ、ページ内でユニークになるように採番されたID。
  • _LogonUser_
    Request.ServerVariables ("LOGON_USER")、いわゆるログオンしているユーザーのアカウント。
  • _WPID_
    ID プロパティ、Web パーツ識別子。
_WPID_ 以外は、使う頻度は比較的高いと思われます。
ちなみに、これらは、「コンテンツ エディタ」Web パーツ内に記述してもトークン置換が行われます。 この場合には、_WPQ_ と _LogonUser_ が使えると思います。
_LogonUser_ にはユーザーIDが展開されますが、ドメイン環境の場合には「ドメイン\ユーザー」のような形で展開されます。
ここからユーザーIDだけを取り出すためには、VBScript でスクリプトを記述する必要があります。
実際のコード例は以下のようなものになります。
<script language="VBScript">
<!--
Function getUserID ()

	Dim strUser
	Dim intPos

	strUser = "_LogonUser_"
	intPos = InStr (strUser, "\")
	strUser = Mid (strUser, intPos + 1)

	getUserID = strUser

End Function
-->
</script>
あまり、役に立たないか・・・

・ReplaceTokens(String) Method
<http://msdn.microsoft.com/library/en-us/spptsdk/html/
smpmWebPartReplaceTokens_SV01014969.asp
>

posted by kunitaka at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック
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