Virtual PC や Virtual Server が便利なのは、何と言っても、実行環境を簡単に変更出来る点です。 また、基本的なOSとサービスパックやQFEを構成した状態で、sysprepを仕込めば、簡単に複製できる点も有難いです。
元々、仮想環境のために Xeon 2.4GHz × 2、4GB RAM マシンを使っていて、メモリは十分あるので仮想PCを5〜6台同時に動かすことも出来ますが、Virtual PC の場合、どうにも CPU リソースを効率良く使ってくれませんでした。
今回、Virtual Server 2005 R2 にしたことでその悩みも解決しました。 Virtual PC からの移行も比較的簡単で、ゲストOSの操作の仕方に違いがあって、最初は少々戸惑いますが、それもすぐ慣れます。
Virtual Server を利用するためには、IIS の実行が不可欠になるので、ホストOSのメモリ使用量が増えますが、CPUリソースを出来る限り使い切るという観点で良しとします。
現在はこの環境で、ドメインコントローラ、SQL Server 2000、SPS 2003 Web サーバー、SPS 2003 インデックス作成サーバーの4つの仮想PCを実行して、SPSの中規模サーバーファームを動かしています。
・Microsoft Virtual Server 2005 R2
<http://www.microsoft.com/japan/windowsserversystem/virtualserver/default.mspx>
tags: SharePoint