ちなみに、作ったリストやライブラリに対してプログラム操作を一切行わない場合は、以下は全く気にする必要がありません。
列名に関してはこちらの通りです。 (→ 列名のしくみ)
見た目は利用者に判り易くするのが一般的です。
つまり、表記名が重要で、列名についても日本語で命名することになります。
Web UI だけで利用する場合は、全く意識する必要が無いのですが、プログラミング操作を行う場合は、日本語で設定してしまうと内部名が UTF-16 でエンコードされた形で設定されてしまうので、識別し難く、かつ、扱い難くなってしまいます。
例えば、「分類」という列を作成すると、内部名は「_x5206__x985e_」になります。
これは、「列の編集」ページでの URL のクエリーストリングで、Field パラメータの所でも確認出来ます。

%5F というのは、_ (アンダースコア) が URI エンコードされたものです。
なお、文字コードがどの漢字に対応しているかは、こちらのサイトで確認することが出来ます。
・文字コードについて
<http://ash.jp/code/index.htm>
肝心のセオリーは以下の通りです。
・まずは、列名設定の際の仕組みを利用して、最初はプログラミング操作を意識した「英数字」で作成しておきます。
・そして、後から利用者を意識した「日本語」で設定し直します。
作成時はちょっと手間ではありますが、後のことを考えれば惜しまずにやっておいた方が良いです。
プログラミング操作とは以下のものが対象になります。
・クラスライブラリによる操作
・Web サービスによる操作
・コンテンツ クエリ Web パーツのカスタマイズ
他に、「共有サービス」設定の中の「検索の設定」にて、「メタデータ プロパティのマッピング」ページにて、「クロールされたプロパティ」に対するインデックスに含めるかどうかの設定がありますが、ここにもエンコードされた形で展開されるので、英数字で作っておくと識別し易いというのもあります。
あれはUTF-16だったんですか。
Developer的には、Advancedオプションみたいな感じで、内部名をWebUIから指定できるようになるとうれしいんですけどね。
大変参考になりました。