MOSS 2007 には大きく2つのエディションが存在します。
サーバーライセンスにはエディションの区別はありませんが、クライアント アクセス ライセンス (CAL) には、Standard Edition と Enterprise Edition の2種類があります。 ライセンス上はサーバー側に区別はありませんが、セットアップ上はサーバー側のプロダクトキーにより機能セットが変わる形になります。
Standard Edition と Enterprise Edition の違いは、大まかに言えば、以下の機能の有無です。
- InfoPath Forms Services (ブラウザ ベースの InfoPath フォームのレンダリング機能)
- Excel Services (ブラウザ ベースの Excel スプレッドシートの計算・レンダリング機能)
- ビジネス データ カタログ (バックエンドの外部データとの連携機能)
- レポート センター (レポートの管理に特化したサイト機能)
より、詳細の機能比較については、以下のリソースを参照して下さい。
・適切な SharePoint テクノロジの選択
<http://office.microsoft.com/ja-jp/sharepointserver/FX101758691041.aspx>
ちなみに、MOSS 2007 では2つのエディション以外に、for Internet sites というサーバーライセンスもあります。
こちらは、従来は Internet Connector や External Connector という名称で提供されて来た、インターネット用の Web サイト 向けのライセンスで、機能セットとしては Enterprise Edition と同じになります。
また、MOSS 2007 は Content Management Server 2002 の後継製品という位置付けもありますので、Content Management Server のような使い方をする場合にもこちらのライセンスを使う形になると思います。
ライセンスの違いについては、以下のリソースを参照して下さい。
・Microsoft Office SharePoint Server 2007 購入に関するご案内
<http://office.microsoft.com/ja-jp/sharepointserver/FX101865111041.aspx>
tags: SharePoint, SharePoint 2007