SharePoint 2007 での多言語対応機能の1つであるバリエーションの機能を構成してみました。
構成時に参考にしたのはこちらの記事です。
・Customizing and Branding Web Content Management-Enabled SharePoint Sites (Part 3 of 3): Creating and Configuring WCM-Enabled Sites
<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa830817.aspx>
とりあえず、発行ポータルにて、日本語、英語、中国語のバリエーションを構成してみました。
・バリエーション ラベルの定義
ラベルがそのままバリエーションのサイトの URL になるので、英数字で設定しておくのが良いようです。
漢字のラベルも設定出来ますが、正規化された UTF-8 に展開されてしまうので、見た目によろしくない。
代わりに、説明部分に漢字で補足を入れておけば良いでしょう。
言語パックがセットアップされていると、「サイト テンプレートの言語」ドロップダウン リストボックスにて選べるようになります。
ラベルの定義を行って、「階層の作成」を行うと以下のようになります。
・サイトのコンテンツと構造
実際にアクセスするとちゃんと対応する言語のバリエーション サイトにリダイレクトされます。
ブラウザの言語設定 (言語の優先順位) を変更すると、きちんと、その設定に従って、英語や中国語のバリエーション サイトにリダイレクトしてくれます。
・ブラウザの言語設定
ちなみに、バリエーションの設定を行うと、サイト コレクションのウエルカム ページの設定が、「Pages/default.aspx」から「Pages/VariationRoot.aspx」に変わります。 この VariationRoot.aspx にて、アクセスしているブラウザと定義されているバリエーション ラベルに従って、該当サイトへのリダイレクトが行われているようです。
tags: SharePoint, SharePoint 2007