より詳しい情報はこちらのホワイトペーパーがとても詳しいです。
・White paper: Plan for building multilingual solutions
<http://technet2.microsoft.com/Office/en-us/library/87065c9d-d39d-479d-909b-02160ec6d7791033.mspx>
サイトという観点では、大きく、以下の2つのパターンが構成可能です。
- サイトコレクション又は(サブ)サイト毎に異なる言語
これは、WSS 2.0/SPS 2003 でも実現されていたもので、WSS 3.0/MOSS 2007 では、更に、サブサイト単位で言語を変えることが可能になりました。
このパターンでは、サイトコレクション又は(サブ)サイト毎に言語を選択可能ですが、単一言語での構成となります。 - サイトコレクション内で同一コンテンツによる多言語構成
MOSS 2007 にて強化されたもので、バリエーションという機能を利用します。
このパターンでは、サイトコレクション内で同一サイト構成、コンテンツ内容で複数の異なる言語による構成となります。 いわゆる、グローバルサイトを構成することが出来るようになったということですね。 但し、コンテンツ内容が自動的に翻訳される訳では無いので、念の為。 マニュアルで対応する必要があります。
ちなみに、このバリエーションは、多言語サイトだけでなく、例えば、同一サイトでパソコン向け、携帯電話向けなどの複数デバイス対応のサイトを構成する際にも利用出来るようです。
バリエーションについては、MSDN のこちらの記事も参考になります。
・Customizing and Branding Web Content Management-Enabled SharePoint Sites (Part 3 of 3): Creating and Configuring WCM-Enabled Sites
<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa830817.aspx>
Creating Site Variations のトピックになります。
tags: SharePoint, SharePoint 2007
日本ONLY企業なので多言語なんていらないな、とバリエーション機能は無視していましたが、これで携帯電話向けコンテンツを切り分けるなんてことも出来るかもしれないんですね。
ちょっと研究してみよう・・・・