正確には、SPS 2003 SP1 以降からかな。
既定では、アップロード可能なファイルサイズは 50MB までです。
但し、設定を変更すれば最大 2GB までアップロード可能になるようです。 普通、そんなサイズをアップロードしないと思うけど。
設定変更は、「サーバーの全体管理」ページにて、「アプリケーション構成の管理」の中の
「SharePoint Web アプリケーション構成の管理」セクションの中の「Web アプリケーションの全般設定」を選択して、
「アップロードの最大サイズ」セクションの「アップロードの最大サイズ」テキストボックスにて行います。
![upload_file_size.png](http://kunitaka.sakura.ne.jp/sblo_files/kunitaka/image/upload_file_size.png)
しかし、設定はこれだけではありません。
実は、Web アプリケーションに対応する IIS Web サイトのホームディレクトリ内の web.config の中の httpRuntime 要素の maxRequestLength 属性も変更しないと、上記設定が反映されません。
既定では、
<httpRuntime maxRequestLength="51200" />
となっているので、適宜、変更する必要があります。 ちなみに、単位はKBです。 つまり、こちらも 50MB となっている訳です。
実際には、web.config については、最初から 500GB などの大きいサイズを指定しておいて、
Web アプリケーション毎に、最適な値を「アップロードの最大サイズ」に指定して利用するのが望ましい気がします。
以下は、SPS 2003 向けのサポート技術情報。
・Windows SharePoint Services の Web サイトにファイルをアップロードするとき、送信が最大長エラー メッセージを超えたフォームを表示します。
<http://support.microsoft.com/kb/822059/ja>
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