サービスパック、修正モジュール、更新プログラムの適用に関するノウハウ関連をまとめていきます。
第1弾は、バージョンを知るです。
バージョンと言えば、SharePoint Server の場合は 2007 ですね。 SharePoint 製品とテクノロジという意味では3世代目、そして、Office スイートの 1つとして捉えればバージョン 12 となります。
ということで、正確にはビルド番号を知るということになるかも知れません。
各種アップデート モジュールを適用する際には、現在のバージョン (ビルド) 番号を確認する必要があります。 また、何か問題が発生した場合にも、同じく不可欠ですね。
もちろん、きちんと適用状況を管理されている場合にはその限りではありません。
バージョン (ビルド) 番号を知るには幾つかの方法があります。 基本的なものは以下の通りです。
・「サーバーの全体管理」の「サーバー構成の管理」ページにて、「トポロジおよびサービス」セクションの中の「ファーム サーバー」を選択して、「ファーム情報」の「バージョン」および「サーバー一覧」の「バージョン」列の内容を参照する。
・任意のサイト コレクション (サブサイト含む) にて、「サイトの設定」ページの「バージョン」の内容を参照する。
・レジストリの以下の値を参照する。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\Web Server Extensions\12.0\Version
・ファイルのプロパティにて、「バージョン情報」タブの中の「ファイル バージョン」を参照する。
WSS 3.0 ⇒ %ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\12\ISAPI\owssvr.dll
MOSS 2007 ⇒ %ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\12\ISAPI\microsoft.sharepoint.portal.dll
・「コントロール パネル」の中の「プログラムの追加と削除」アプレットにて、「Microsoft Office SharePoint Server 2007」の「サポート情報を参照するには、ここくクリックしてください。」を選択して、「サポート技術情報」ダイアログの「Version」の内容を参照する。 (但し、SP1 まで)
お勧めは、やはり「サーバーの全体管理」での参照でしょうかね。
残りは、必要に応じて使い分けることになると思います。 ちなみに、「コントロール パネル」のは SP1 以降はバージョン番号が変わらなくなってしまったので、実質的に使えなくなりました。
なお、画面キャプチャ画像は全て手元の仮想マシン群で構成したインフラストラクチャ更新プログラムを適用したサーバー ファーム環境でのものです。
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ブロードバンド未整備地域を一覧にしてみますた。貴方の地域は大丈夫でつか?