・試験番号:70-541 TS: Microsoft Windows SharePoint Services 3.0 - Application Development
<http://www.microsoft.com/japan/learning/mcp/exam.aspx?cert=1&id=70-541>
残念ながら、アプリケーション開発の試験の方は模擬試験が無くて、どのような問題が全く判らなかったので、自分のスキルレベルの確認とリサーチを兼ねて受けて来ましたが、無事に合格しました。
アプリケーション開発にもダミー問題というかベータ問題が含まれていて、こちらも得点に反映されないとのこと。
・70-541 TS: Microsoft Windows SharePoint Services 3.0 - Application Development
問題数 55問 (うち、得点に反映されるのは 50問?)
今回は試験勉強不足もあって、得点は 822 でした。
試験内容としては、問題文はそれほど長くは無いにしても、具体的なコードが問題や解答選択肢に含まれるので、それを良く読む必要があり、結果として問題数が多いこともあって時間が以外と掛かります。 私の場合、1時間半近く経っていました。
問題傾向としては、API を利用した操作については、具体的なクラスと典型的なメソッドやプロパティの使い方、サイトやリスト (ライブラリ含む) の定義とテンプレートについては、スキーマファイルの配置場所やカスタマイズすファイル名、XML のノード名などが問われたりします。 展開系については、フィーチャーやソリューション、ユーザーコントロールをマニュアルで配置する際の配置場所、必要な操作、stsadm の利用手順などが問題に出ていました。 他にも、Web パーツについてはカスタム セキュリティ ポリシーを利用する方法、ASP.NET 2.0 と WSS 3.0 の Web パーツの違い、イベント レシーバーについては、サイトやリスト、フィーチャーのそれぞれのイベントに関する問題が出ています。
評価スキルの範囲の問題が満遍なく出題されていました。 つまり、普段はなかなか触らないであろう、サイト定義のカスタマイズ、レコード レポジトリの操作についても抑えておく必要があります。
あまり準備の時間が無くて、直前に WSS 3.0 SDK の全般的な参照情報を眺める位しか出来ませんでした。
・Microsoft Windows SharePoint Services 3.0 の全般的な参照情報
<http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms472057.aspx>
結果的に判ったことは、普段、ある程度開発をしていれば、上記のサイトのトピックを一通り読むことで意外と十分かなということでした。 但し、日本語版の方はリリース初期の頃のものなので、必要に応じて US サイトの方の最新版 (1.4) を見ておいた方が良いかも知れません。
・Windows SharePoint Services 3.0 General Reference
<http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms472057.aspx>
後はお薦めなのは、以前にも紹介した (→ SharePoint 開発者向け書籍) や、ここでは結局のところ紹介しそびれている Inside WSS 3.0 を読んでおくと良いでしょう。 どちらも洋書ですが、SharePoint 開発に携わる人は必読と言えます。 前者は WSS 3.0 の主な開発機能要素を一つ一つ解説していて、後者は特にアーキテクチャ周りの解説という観点で秀逸です。 私も受験当日の直前にパラパラと見直ししました。
これで残るは SharePoint Server 2007 のアプリケーション開発のみ。
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