閑話休題。
さて、SharePoint Server 2007 も製品がリリースされて、早2年近くが経とうとしています。 えっ、もう2年か・・・
リリース直後は、技術情報が少ない!少ない!と思っていましたが、ようやくここに来て充実しつつあります。 TechNet ライブラリなんかは情報があり過ぎて困るという話もありますね。
最近、改めてチェックしたところ、ホワイトペーパーと自習書が大分揃っていました。
・Microsoft Office SharePoint Server 2007 ダウンロード可能ドキュメント
<http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/office/sharepoint/2007/wp.mspx>
・Microsoft Office SharePoint Server 2007 自習書シリーズ
<http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/office/sharepoint/2007/
selfstudy.mspx>
何故か、ダウンロードセンターのみで公開されていた「コンテンツクエリ Web パーツ」のホワイトペーパーは、同じ内容で体裁違いで自習書としても公開されていました。
目次の粒度としては自習書の方をお薦めします。
・Microsoft Office SharePoint Server 2007 コンテンツクエリ Web パーツ ホワイトペーパー
<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=7585553a-ff76-4748-8718-3b73ce295aeb&DisplayLang=ja>
・Microsoft Office SharePoint Server 2007 自習書 コンテンツ クエリ Web パーツの操作方法
<http://download.microsoft.com/download/d/7/a/d7af83ad-fa61-470a-96fb-e42431488eaf/MOSS2007_Selfstudy_ContentsQuery.exe>
さて、自習書の中でつい最近公開されたものとして必見なのは DPM 2007 を利用したバックアップ&リカバリに関するものです。
・Microsoft Office SharePoint Server 2007 自習書 System Center Data Protection Manager 2007 による保護と回復
<http://download.microsoft.com/download/d/7/a/d7af83ad-fa61-470a-96fb-e42431488eaf/MOSS2007_Selfstudy_DPM2K7_doc.exe>
従来、サーバーファームの要であった構成データベースのリカバリは全データの同一性が保証されない (オフライン・バックアップや SAN ストレージでのスナップショット・バックアップ等の利用) 限りサポートされませんでした。 前者 (オフライン・バックアップ) は計画停止を除く24時間×7日の運用では論外、後者 (スナップショット・バックアップ) は高コストで見合わないケースが多いようです。
これが、System Center Data Protection Manager 2007 を利用することでリーズナブルな形で構成データベースを含むリカバリが実現出来るようです。
これで、SharePoint Server 2007 を利用したインフラにおけるディザスタ・リカバリの運用手順がシンプルになると期待したい!
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