2006年08月27日

発車案内 Web パーツ

 仕事には全く約に立たないと思いますが・・・

現在時刻に基づいて、予め設定した駅で次に乗れる列車の発車時間を表示する Web パーツです。
元々は、SPS 2001 の Web パーツ向けに作成したものでした。 4年も前の話です。 しばらく、自分でも使っていましたが、SPS 2001 の環境が無くなってからは忘れ去っていました。
しかし、つい最近、WILLCOM の W-ZERO3 [es] を購入したので、時刻表確認のために NextTrain をセットアップしたついでに思い出して、SPS 2003 に対応させました。

SPS 2001 の頃は、Web パーツの設定は個人毎に出来なかったので、Internet Explorer の userData Behavior を利用していました。
SPS 2003 では、.NET Framework ベースにアーキテクチャが構成し直されたことに伴い、Web パーツに個人毎の設定が出来るようになりました。 今回の SPS 2003 対応の際には、基本的なロジックはそのままに、Web パーツ設定やヘルプだけを対応させました。 なお、祝日判定処理はちょっと古かったので、今回を機に作り直しました。 その際に、判定処理のチェック用に作成したのがカレンダー Web パーツでした。 (→ ただカレンダーを表示するだけの Web パーツです・・・)

組み込み結果サンプル:
発ヤ案内.png

主な機能:
  • リアルタイムで設定した駅で次に乗れる列車の発車時間を表示
  • 種別・行先毎に表示スタイルの (css形式) の設定
設定手順:
  • SPS サーバー上で、SharePointFactoryDeparturesParts.msi を実行します。
  • 「Virtual Server Install Options」にて、「Specific virtual servers」オプションを選択して、その下のテキストボックスに「http://サーバー名/」のように入力して、「Next >」ボタンを選択します。
  • 「Global Assembly Cache Options」にて、「はい」ボタンを選択します。
  • 「Installation Successfully Completed」にて、「OK」ボタンを選択します。
  • IIS の再起動を行います。
  • 「Web パーツの追加」-「参照」から、「仮想サーバー ギャラリー」を選択して、「発車案内 Web パーツ」を選択して、任意の領域にドラッグ&ドロップで組み込みます。
なお、「Virtual Server Install Options」にて、「All virtual servers」オプションを選択可能ですが、Wppackager で作成したインストールパッケージのバグによりアンインストールが正しく出来ませんので、あしからずご了承下さい。 個別に指定している場合は、GAC のアセンブリ、web.config の SafeControl エントリ、リソースファイル、Web パーツ定義ファイルをきちんと削除します。

組み込み後は、Web パーツタイトルバー右端の「▼」メニューから「ヘルプ」を選択して下さい。 Web パーツの設定方法、設定内容に関する説明を記載しています。

・発車案内 Web パーツ (1.14)
SharePointFactoryDeparturesParts-1.10.0.13.zip

posted by kunitaka at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ
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