2007年12月26日

SharePoint Server 2007によるエンタープライズ・ポータルサイト構築

 オンライン記事繋がりということで、今更ながらに取り上げますが、アークウェイの黒石さんによる記事が @IT に掲載されています。

非常によくまとまった記事であると思います。
アーキテクチャっぽい所は、イメージが書かれているので、直感的で理解し易くて良いですね。
なかなかお勧めです。

・第1回 SharePoint Server 2007の概要
<http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/sharepoint200701/sps200701_01.html>
・第2回 SharePoint 2007のサイトの概念を理解する
<http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/sharepoint200702/sps200702_01.html>
・第3回 MOSSのデータ管理を理解する
<http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/sharepoint200703/sps200703_01.html>

但し!、突っ込み所もあるので、こちらにまとめておきます。

「第1回 SharePoint Server 2007の概要」分

・3.SharePointのシステム構成
<http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/sharepoint200701/sps200701_04.html>

この中で、

「SharePointは、IISを通じてHTTPリクエストを受信すると、まずHTTPリクエストを解析し、SQL Server上の構成データベースに問い合わせて必要なページの属性を取得する。その後コンテンツ管理DBからページ内のコンテンツ情報を取り出し、動的にHTMLを生成する。」

と書かれていますが、
正確には、URL から構成データベース上のサイト コレクション一覧を参照して、サイト コレクションの存在の確認とコンテンツDB名を取得して、実際のページ情報 (default.aspx など) はコンテンツDBから読み取り、ページ上に配置されている Web パーツが順次実行され、ページがレンダリングされるという動きですね。

あと、

「しかしISPIフィルタでは、すべてのHTTPリクエストを横取りしてしまうため、SharePointとは関係のない普通のWebアプリケーションを同じWebサーバに同居させることができないという問題があった(同居させるには、ポート番号を変えるなどの対処が必要だった)。」

という記述がありますが、
実は、「管理パス」にて「エクスクルードパス」に指定すると、SharePoint の呪縛から逃れることが出来たんですね。
ちなみに、MOSS 2007 では ISAPI フィルタじゃなくなったので「エクスクルードパス」が必要なくなり、パスの追加時の選択肢から無くなっています。

「第2回 SharePoint 2007のサイトの概念を理解する」分

・1.ポータル・サイトを構成する基本概念
<http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/sharepoint200702/sps200702_02.html>

恥ずかしながら、私も最初はこう思っていました。 ふらふら

「ポータル・サイトでネットワーク負荷分散を使用する場合は、このWebアプリケーションを作成する画面上の設定で、[負荷分散されるURL]の項目にネットワーク負荷分散の仮想サーバ名を指定する必要がある。これはSharePoint管理者サイトの制限で、一度作成したWebアプリケーションは、管理者サイトのユーザー・インターフェイス上から設定を変更できないためだ。ネットワーク負荷分散の設定より前にWebアプリケーションを作成してしまうと、その設定が変更できずに一度Webアプリケーションを削除せざるを得なくなってしまう。これは、多くの人がつまずく点なので注意した方がよい。」

実は、「負荷分散される URL」の設定は「代替アクセス マッピング」に展開されます。 既定では、「パブリック URL」に設定されています。 つまり、後から負荷分散構成のための仮想サーバーを設定することも出来ますし、仮想サーバー名の変更についても「代替アクセス マッピング」にて出来る訳です。

こちら、

「現在はやりのガジェット(Windows Live GadgetやGoogle Gadget)のSharePoint版と思ってもらってよい。」

一般的には「ポートレット」のことですよね。 と言いつつ、ポートレットって知名度高く無いのかしら・・・ デジタル ダッシュボードの頃は「ナゲット」と呼ばれていましたけどね。

・4.SharePointのサイト設計のポイン
<http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/sharepoint200702/sps200702_05.html>

タイトルの「ポイン」って・・・ わーい(嬉しい顔)

「第3回 MOSSのデータ管理を理解する」分

・3.ポータル・サイト上でデータを管理するためのリスト
<http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/sharepoint200703/sps200703_04.html>

ドキュメント ライブラリとリストの機能比較にて、「ドキュメント ライブラリ」の「添付ファイル」に○が付いていますがこれは誤りですね。
ライブラリはファイルそのものを格納出来る代わりに、リストのようなファイルの添付機能がありません。 これが出来ると、複合文書管理という機能として使えそうなのですが・・・

今回はこの辺で勘弁しておこう・・・
なんて、今の所、第3回までですね。 第4回は、プロファイル機能についての解説だそうです。

黒石さんを知っているだけに、ついつい書いてしまいました〜
黒石さん、許して・・・ 次回も楽しみしています!!

ちなみに、黒石さんのブログはこちらです。

・NAgiler航海日誌v2
<http://d.hatena.ne.jp/takakuro/>
・@IT/ SharePoint 概要記事
<http://d.hatena.ne.jp/takakuro/20070724/1185231545>
・SharePoint連載第二回が公開されました。
<http://d.hatena.ne.jp/takakuro/20070907/1189134185>
・MOSS 連載第3回が公開されました
<http://d.hatena.ne.jp/takakuro/20071120/1195519650>

オンライン記事 MOSS 2007 リソース

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posted by kunitaka at 02:29| Comment(0) | TrackBack(0) | オンライン記事

やはり、MOSS 2007 は好調らしい

 早速、後編 (→ MOSS 2007 売れているらしい) の記事が・・・

日付が変わって、Enterprise Watch に、大塚商会と日本HPによるコメントを織り交ぜた記事が掲載されていました。

・驚異的な伸びを示すSharePoint Server 2007−その理想と現実を見る【前編】
<http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/special/2007/12/25/11923.html>

大塚商会は中小規模の企業、日本HPは大・中規模企業を対象としているようです。
大塚商会でのキーワードは、やっぱり文書管理やファイルサーバーの統合、後は企業内ポータルということらしい。
日本HPでは、Office 文書を中心とした情報共有システムやグループウェアというのがキーワードのようですね。

実際に身近な導入を見ていると、いろいろなことが出来そうなのでプラットフォームとして導入・構築というパターンと、特定の目的のために導入した後に、徐々に利用範囲やシナリオを広げていくというパターンのどちらかが多い気がします。
まぁ、個別の機能が十分かはともかく、MOSS 2007 になって非常に機能が増えているので、いろいろな製品やシステムの連携が出来そうという所がポイントなのかも知れません。 機能が多過ぎて、いまだに機能全体を網羅的に把握することが出来ません・・・

記事的には、もう少し、他の SIer のコメントも聞いてみたい感じがします。

例えば、速くから取り組んでいる日本ユニシス (→ Microsoft Office SharePoint Server 2007 技術者育成プログラム) とかね。

後、エンドユーザーからの声も聞いてみたいですね。 そういう意味では、事例とかももっともっと公開されると、いろいろな意味で参考になるのにという気はします。
これからに期待するしかなさそうです。

オンライン記事 MOSS 2007 リソース

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posted by kunitaka at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | オンライン記事