2007年02月13日

SharePoint Server 2007 サーバー・ファーム構成について

 サーバー台数とトポロジについては悩み所です。

基本的には、必要スループット、サービスレベル要件や将来への拡張性などに基づいて決める形になると思います。
SPS 2003 と違って、サーバーファーム構成におけるサーバー役割の組み合わせの制約が無くなったので、構成や拡張方法は随分シンプルになりました。
但し、MOSS 2007 ではアプリケーション機能が増えた分、サーバー役割が増えたので、構成パターンは逆に増えていると言えます。

基本的なサーバー台数については必要スループットに基づいて算出すると思います。 (→ MOSS 2007 ポータル・シナリオ パフォーマンス測定結果)

実際にサーバー役割毎の割り当てと、サーバー・ファーム構成をどのように決定するかが難しい所でしょうか。
ちなみに、サーバー・ファーム構成の考え方、構成例については、こちらの技術情報が参考になります。

・Plan for availability (Office SharePoint Server)
<http://technet2.microsoft.com/Office/en-us/library/9ccfb27f-ecba-4b7d-b9a0-88fac71478a31033.mspx>

注意するとしたら、この中のサーバー4台による構成でしょうか。
→ Plan for a minimum level of availability の中の Four-server farm のトピック

フロントエンド Web サーバーとインデックス作成サービスの役割を共存させた場合、インデックスの伝達が行われません。 このため、片方のフロントエンド Web サーバーでしか検索出来ない構成になります。 これを解決するためには、インデックス作成サービスをデータベースサーバー上に構成する形になりますが、最小限のサーバー台数で可用性を確保することが出来る代わりに、運用設計と運用が非常に複雑になる可能性があります。
ちなみに、これは 2x2 ファーム構成と表記するようです。

個人的には、この4台構成のパターンはあり得ないと思っています。
可用性を確保した上での最小構成はサーバー5台による構成だと思っています。
→ Plan for a minimum level of availability の中の Five-server farm のトピック

インデックス作成サービスを単純に1台のサーバーに割り当てた形です。
こちらの表記は 2x1x2 ファーム構成になるようです。 Web サーバーの台数+アプリケーション・サーバーの台数+データベース・サーバーの台数という訳ですね。
アプリケーション・サーバーとは、インデックス作成サービス、検索サービス、Excel 計算サービス、InfoPath フォーム サービス、プロジェクト サービスなどが含まれます。

つまり、一般的なサーバーファーム構成のスタートラインはこの5台の構成になると考えています。
後は、フロントエンド Web サーバーとしての必要スループットが多くなれば、3x1x2 → 4x1x2 ・・・ と増やしていけば良いわけです。

但し、単純にフロントエンド Web サーバーを増やせば良いかというと、そういう訳でも無さそうです。
検索サービスが共存している限り、全てのフロントエンド Web サーバーに検索インデックスのためのディスク容量が必要になるからです。
フロントエンド Web サーバーが4台を超えるあたりから、検索サービス専用のサーバーを構成するアプローチの検討が必要になりそうです。

例えば、検索インデックスのサイズが大きいとか、検索利用頻度が高い場合には、4x3x2 ファーム構成にすることが考えられます。
3台のアプリケーション・サーバーの内訳が判る表記の工夫が要りますね・・・ この場合、4x3(Q2+I1)x2 なんて感じでしょうかね。

Q検索サービス
Iインデックス作成サービス
CExcel 計算サービス
FInfoPath フォーム サービス
Pプロジェクト サービス


何故、こういう工夫が要るかいうと、インデックス作成サービスを2台以上のサーバーに割り当てる構成もあり得ますし、他のサービスが加わった時にパッと見で判り辛いからです。
機能が増えると、いろいろと大変です。

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posted by kunitaka at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術情報

MOSS 2007 ポータル・シナリオ パフォーマンス測定結果

 重要なデータが公開されています。

コラボレーション・シナリオについては、早くから公開 (→ パフォーマンスとキャパシティ プランニングに関する情報) されていましたが、ようやくポータル・シナリオについても、パフォーマンス測定の結果が公開されました。

・Windows SharePoint Services collaboration environments (Office SharePoint Server)
<http://technet2.microsoft.com/Office/en-us/library/0a7b2b45-f633-46d2-a4fd-78691d4b8f631033.mspx>

SharePoint Server 2007 のサイジング、キャパシティ・プランニングを行う際には、非常に重要な技術情報と言えます。
コラボレーション・シナリオの測定結果と合わせて読み解くと、SharePoint Server 2007 の実力というか構成時のポイントが見えてくる気がします。

・Portal collaboration environments
<http://technet2.microsoft.com/Office/en-us/library/a76963dc-1cd0-4aff-ae9c-3736d89c42441033.mspx>

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