2006年10月10日

人の検索の活用

 SPS 2003 でのユーザープロファイルの検索の活用についてです。

SPS 2003 では、Active Directory のユーザー情報を、ユーザープロファイルにインポートさせることが出来ます。
そして、ユーザープロファイルのユーザー情報は検索させることが出来ます。

・検索結果の例
人検索.png

検索結果には、表示名、役職、部署、電話番号が表示されます。
残念ながら、検索結果の表示項目をカスタマイズすることが出来ないようです。

一般的に、電話番号には社外向けの外線の番号が設定されていると思います。
社内での検索では、外線番号ではなく、内線番号が検索結果の一覧に表示されていると、簡易的にな電話帳検索に使えそうです。

そこで、Active Directory と SPS のユーザープロファイルのプロパティ マッピングを変更してしまいます。
既定で Active Directory の「電話番号」(telephoneNumber) というプロパティが、SPS 上の「勤務先の電話番号」(WorkPhone) というプロパティにマッピングされています。
例えば、Active Directory の「電話番号 (その他)」(otherTelephone) に内線番号が設定されているとします。 その場合、SPS 上の「勤務先の電話番号」プロパティの「マップする Active Directory プロパティ」を「otherTelephone」に変更し、表記名を「内線番号」などに変更します。
これだけだと、検索結果からユーザープロファイルを表示させた場合に外線番号の表示が無くなってしまうので、必要に応じて、外線番号に相当するプロパティを、SPS 上に「勤務先の電話番号」(WorkPhone2)追加して、「マップする Active Directory プロパティ」に、telephoneNumber を割り当てます。

これらの設定を変更した後に、プロファイルのインポートを実行し直し、「ポータル コンテンツ」のインクリメンタル更新を実行する必要があります。

posted by kunitaka at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック

2006年10月08日

SharePoint 2007 での列数の制限について

 SPS 2003 では、列の種類によって、作成可能な列の数に制限がありました。 (→ リストやライブラリでの列の作成時の制限について)

これに対して、MOSS 2007 ではアーキテクチャ的な拡張が行われているようで、実用上の制限は無くなっているようです。

・Sharepoint 2007 - Column Limits
<http://spstips.blogspot.com/2006/06/sharepoint-2007-column-limits.html>

こちらの記事では、2000の「1 行テキスト」の列を追加したと書かれていますね。

これは結構、朗報です。
この制限のお陰で、InfoPath のフォームライブラリでの利用に制限があったり、複雑で項目数の多いリストの利用が出来なかったというのがあります。

でも、ベースとなる DB スキーマ構造は基本的に変わっていないように見受けられます。 テーブル名は、UserData から、AllUserData と変わっていますが、フィールド定義は変わっていません。 恐らく、格納と管理の仕方を拡張したのだと思われます。

後は、列の数が多い時に、プログラム操作で列の参照や更新などの操作を行った時に、どの程度のパフォーマンスに差があるのかが気になる所です。

posted by kunitaka at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

64bit IFilter 対応

 MOSS 2007 にて、ようやく 64bit ネイティブサポートが加わりました。 でも、こんな所で弊害が・・・

ちなみに、SPS 2003 は SP2 にて、64bit サポートが加わりました。 但し、WOW (Windows On Windows) 64 によるエミュレーションサポートでした。
MOSS 2007 ではネイティブになったので、パフォーマンス面での改善も期待されます。

ところが、64bit 環境でのインデックス作成時に、追加のファイル形式に対応するための IFilter についても、64bit 版が必要となっています。
こんな情報もあります。

・WSSv3 FAQ: Can I install the Adobe IFilter for PDF that...
<http://www.asaris.de/sites/walsh/Lists/WSSv3%20FAQ/DispForm.aspx?ID=790>

標準サポートのファイル形式である、Office (Excel、PowerPoint、Word) やテキストファイル、HTML ファイルについては、製品標準機能として 64bit 対応されていますが、追加の IFilter についても個別に対応が必要になります。 (→ SPS 2003 IFilter リスト)
必ず困りそうなのは、Adobe の PDF ファイル形式でしょうか。

今時、PDF ファイルが無い所って、ほとんど無いと思いますから、これが検索出来ないのは困ります。

ということで、インデックス作成の役割を担うサーバーについては、当面 32bit 環境で稼動させる必要があります。

MOSS 2007 では、1つの「共有サービス」に割り当て可能なインデックス作成サーバーは1台となっているので、64bit 環境によるスケールアップは非常に重要なんですけどね。

なお、SPS 2003 で使えていた IFilter は、MOSS 2007 でも、そのまま使えます。 (正確には、使えるはずです。)
PDf、MSG ファイル、Visio ファイル用は、Beta2TR で確認済みです。

posted by kunitaka at 13:19| Comment(3) | TrackBack(0) | メモ