2006年08月24日

ただカレンダーを表示するだけの Web パーツです・・・

元々、これを作りたかったのではなく、祝日判定処理をチェックするおまけとして作ったものなので、残念ながらそれ以外に機能はありません。

組み込み結果サンプル:
カレンダー.png

主な機能:
  • 万年カレンダー (クライアントスクリプトで実装)
  • 祝日の自動表示 (1947年〜2150年、春分/秋分の日自動判定)
  • 2005年可決、2007年より施行の改正祝日法への対応 (祝日名変更、振替休日及び国民の休日の定義変更)
来年から、4月29日は昭和の日、5月4日はみどりの日になります。 また、振替休日は単なる日曜日の翌日から、最も近い祝日じゃない日になり、祝日と祝日に挟まれた祝日じゃない日は、国民の休日になります。
連休や休み自体が増えるのは良いのですが、祝日に関する決まりがこんなに複雑で良いのだろうかと思いつつ・・・

ちなみに、直近では、2008年5月と2009年5月、そして2009年9月辺りが興味深いです。
2008年と2009年の5月は振替休日が月曜日じゃないパターンです。 2008年は火曜日、2009年は水曜日になります。
2009年9月は秋の5連休になるパターンです。 つまり、敬老の日と秋分の日に挟まれた日が国民の休日になります。

設定手順:
  • SPS サーバー上で、SharePointFactoryCalendarParts.msi を実行します。
  • 「Virtual Server Install Options」にて、「Specific virtual servers」オプションを選択して、その下のテキストボックスに「http://サーバー名/」のように入力して、「Next >」ボタンを選択します。
  • 「Global Assembly Cache Options」にて、「はい」ボタンを選択します。
  • 「Installation Successfully Completed」にて、「OK」ボタンを選択します。
  • IIS の再起動を行います。
  • 「Web パーツの追加」-「参照」から、「仮想サーバー ギャラリー」を選択して、「カレンダー Web パーツ」を選択して、任意の領域にドラッグ&ドロップで組み込みます。
なお、「Virtual Server Install Options」にて、「All virtual servers」オプションを選択可能ですが、Wppackager で作成したインストールパッケージのバグによりアンインストールが正しく出来ませんので、あしからずご了承下さい。 個別に指定している場合は、GAC のアセンブリ、web.config の SafeControl エントリ、リソースファイル、Web パーツ定義ファイルをきちんと削除します。

・カレンダー Web パーツ (0.11)
<SharePointFactoryCalendarParts-0.11.0.7.zip>


参考にしたサイト:
・AddinBox 祝日について
<http://www.h3.dion.ne.jp/~sakatsu/holiday_topic.htm>
・こよみのページ 祝祭日の一覧
<http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/syukujitsu.htm>
・国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案
<http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/g15901014.htm>

posted by kunitaka at 22:44| Comment(0) | TrackBack(1) | Web パーツ