2006年04月14日

www.example.com の謎

 Gatherer ログに www.example.com がクロール出来ないというエラーの表示がされる場合についてです。
とは言うものの、既定の設定やサンプルのエリアをそのまま残したまま使い続けることは、ほとんど無いと思われるので、あまり気にすることではないと思いますが・・・

ポータルサイトを普通に作成すると、既定では、サンプルのエリアの以下の場所の「ポータルの一覧」に、www.example.com がリンクとして登録されています。
  • トピック > 事業部
    アイテム 1、アイテム 2
  • トピック > プロジェクト
    アイテム 3
「Portal_Content」コンテンツ インデックスでは、「ポータルの一覧」のリンク先もクロール対象となるようなので、プロキシサーバーの設定が正しくない場合に表示されます。
www.example.comエラー.png

そこで、このエラーを無くすための解決策としては、以下の通りです。
  1. プロキシサーバーの設定を正しく構成する。
  2. サンプルのエリア又は一覧を削除する。
ちなみに、www.example.com って実在しているドメインなんですね。

・RFC 2606
<http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc2606.txt>

posted by kunitaka at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

チームサイトの作成場所

 既定では、sites の下に作成されるチームサイトについてです。
何も設定の変更・追加を行っていない状態では、チームサイトを作成する際の URL は、http://server/sites/sitename/ という形になると思います。

・作成場所
サイト作成.png

この sites の部分は別の名前を追加することも出来ます。 また、sites はあくまでも仮想的な URL の一部なので、sites/it-dept のように階層を表現することも可能です。
具体的には、管理パスに「ワイルドカード インクルード」として任意の名前の「パス」を追加することで、作成場所を追加することが出来ます。
  1. SPSサーバー上で、「スタート」メニューから「管理ツール」の「SharePoint サーバーの管理」を選択します。
  2. 「サーバーの管理」ページにて、「仮想サーバーの構成」セクションの中の「仮想サーバー設定の構成」を選択します。
  3. 「仮想サーバーのリスト」ページにて、設定対象となるポータルサイトの仮想サーバー選択します。
  4. 「仮想サーバーの設定」ページにて、「仮想サーバーの管理」セクションの中の「管理パスの定義」を選択します。
  5. 「管理パスの定義」ページにて、「新しいパスの追加」の中の「パス」に、追加したい作成場所の名前を入力して、「種類」オプションボックスは「インクルード パス」を選択して、「種類」ドロップダウンリストボックスは「ワイルドカード インクルード」を選択して、「OK」ボタンを押します。
  6. 「インクルード パス」に入力した作成場所が追加されたことが確認出来たら、「キャンセル」ボタンを押します。
・作成場所追加例
作成場所追加例.png

これにより、チームサイトを論理的にグルーピングすることも可能になります。 また、sites を使わずに別の名前にしてしまうことも可能です。

posted by kunitaka at 04:04| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック