2006年04月22日

Quest Discovery Wizard for SharePoint

 SharePoint 用レポートツールを発見しました。
Quest Software という会社の Discovery Wizard for SharePoint というツールです。

・Quest Discovery Wizard for SharePoint
<http://www.quest.com/discovery_wizard_for_sharepoint/>
・Quest Software, Inc
<http://www.quest.com/>

素晴らしいことに、このツールはフリーウェアです。 ダウンロードするためには、名前とメールアドレス、ジョブタイトルの入力は必要ですが・・・

機能的には、以下のようなことが出来ます。
  • 仮想サーバー毎のサイト構造解析
    仮想サーバー一覧、サイトコレクション一覧、サブサイト一覧、サイトコンテンツ一覧の展開
  • レポート機能 - 概要
    仮想サーバー稼働状況、DB使用状況、平均レスポンス時間の表示
  • レポート機能 - 詳細
    仮想サーバーのデータ使用量、サイトコレクション及びサブサイト毎のデータ使用量、所有者、アクセス状況の表示
なかなか使えるレポートツールです。 日本語も問題無く表示することが出来ました。 フリーウェアなので贅沢は言えませんが、強いて言えば、レポート作成をスケジューリングすることが出来れば、実際の運用環境でも利用し易いかも知れません。

実際の画面イメージは、こんな感じです。

・トップ画面
DiscoveryWizard-Top.png

・仮想サーバー一覧
DiscoveryWizard-Servers.png

・サイトコレクション一覧
DiscoveryWizard-ServerDetail.png

・レポート概要
DiscoveryWizard-Report.png

・レポート詳細
DiscoveryWizard-ReportDetails1.png

DiscoveryWizard-ReportDetails2.png

posted by kunitaka at 05:51| Comment(8) | TrackBack(0) | ツール

2006年04月20日

the 2007 Microsoft Office system 製品戦略発表会

 この間の (→ Office 2007 関連イベント) は本日だったんですね。
早速、各ニュースサイトにてレポートが掲載されています。

・マイクロソフト、開発中のOffice 2007を公開 (Powered by Impress Watch)
<http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/topic/2006/04/20/7670.html>
・タブUIを採用した「Office 2007」公開 (Powered by ITmedia)
<http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0604/20/news063.html>
・「次期Officeでクリック数が60%減る」--MSが次期Office説明会を開催 (Powered by nikkeibp.jp)
<http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060420/235802/>

Impress Enterprise Watch の記事には、SharePoint のサイト画面が2枚ほど紹介されていますね。 それだけかよ!
β2のリリースが待ち遠しい・・・

posted by kunitaka at 22:10| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント・セミナー

IFilter Explorer

 更に、Citeknet <http://www.citeknet.com/> ネタをもう1つ。
各種 IFilter と共に公開されている IFilter Explorer というツールもなかなか使えます。

・IFilter Explorer
<http://www.citeknet.com/Products/IFilters/IFilterExplorer/tabid/62/Default.aspx>

以前 (→ IFilter のマルチスレッド対応の確認) に IFilter の設定の確認方法を紹介しましたが、このツールを使えば、非常に簡単に全ての IFilter の設定状況が一覧で確認出来ます。

IFilter Explorer.PNG

こんな有用なツールがフリーで公開されているなんて素晴らしい。 これはちゃんと寄付せねば・・・

posted by kunitaka at 04:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ツール

CHM IFilter と EXE IFilter について

 更にこちら (→ ZIP IFilter) の続きです。
Citeknet <http://www.citeknet.com/> には他にも IFilter が公開されています。 その中で、使えるシチュエーションが多そうなこちらの2つの IFilter を試してみました。

・Citeknet CHM IFilter 1.5.3
<http://www.citeknet.com/Products/IFilters/CHMIFilter/tabid/64/Default.aspx>
・Citeknet EXE IFilter 1.5.3
<http://www.citeknet.com/Products/IFilters/EXEIFilter/tabid/65/Default.aspx>

結論からすると、どちらも使えます。 自己解凍形式の exe ファイルと、コンパイル済み HTML ヘルプファイルの検索が可能になります。 日本語も問題無いようです。 また、ZIP IFilter と同様に、マルチスレッド対応しています。

IFilter 名 DLL ファイル名 マルチスレッド対応
Citeknet CHM IFilter CHMIFilter.dll
Citeknet EXE IFilter EXEIFilter.dll

CHM IFilter は試した CHM ファイルが良くなかったのか、インデックス作成に少し時間が掛かっていました。

なお、どちらもポータルサイトやチームサイト上に登録するためには、既定で設定されているブロックするファイルの種類の一覧から chm と exe を削除する必要があります。
  1. SPSサーバー上で、「スタート」メニューから「管理ツール」の「SharePoint サーバーの管理」を選択します。
  2. 「サーバーの管理」ページにて、「セキュリティの構成」セクションの中の「ブロックするファイルの種類の管理」を選択します。
  3. 「ブロックするファイルの種類の管理」ページにて、「行毎に各ファイルの拡張子を入力してください。」リストボックスの中から、「chm」と「exe」を選択して削除してから、「OK」ボタンを選択します。
ちなみに、Citeknet には他にもヘルプファイル (HLP)、キャビネットファイル (CAB)、ファイル圧縮形式 RAR を対象とした IFilter もあります。 試していませんけどね・・・

posted by kunitaka at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ツール

2006年04月19日

ZIP IFilter

 またまた、IFilter ネタです。
今回は ZIP IFilter を試してみました。 試したのは、Citeknet ZIP IFilter です。

・Citeknet ZIP IFilter 1.5.3
<http://www.citeknet.com/Products/IFilters/ZIPIFilter/tabid/69/Default.aspx>
・Citeknet
<http://www.citeknet.com/>

IFilter は純粋にフリーなアドインとして公開されています。 気に入ったら寄付してねという感じでしょうか。
この IFilter はなかなか優秀でマルチスレッドにも対応していて、日本語も問題無く処理してくれます。 SPS 2003 でも利用出来ました。

IFilter 名 DLL ファイル名 マルチスレッド対応
Citeknet ZIP IFilter ZIPIFilter.dll

ちなみに、こちらのサイトにて、他の IFilter も紹介されています。

・MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチの機能拡張
<http://addins.msn.co.jp/>

posted by kunitaka at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ツール

2006年04月18日

Notes / Domino からの移行

 Notes 4.X/5.X からの移行先について。
Notes も Lotus が IBM に買収された以後も、様々な経緯を経て進化しているようですが、アーキテクチャの変更と移行の難しさから、バージョンアップをせずに留まっている会社も多いようです。

・Notes / Domino からマイクロソフトコラボレーションプラットフォームへ移行施策を拡大
<http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2654>

きっかけは、このニュースリリースから・・・

以前に Notes 4.X を使っていましたが、情報共有と簡易アプリケーション プラットフォームとしては Notes はなかなか優れています。 これに対して、メール及びスケジュール機能は貧弱でした。 まぁこれは当時の感想ですね。 その頃は、Exchange 4.0 を併用していましたが、メール及びスケジュール機能は Outlook + Exchange の方が優れていました。

現在は、マイクロソフトの SharePoint 関連の仕事が中心となっていますが、情報共有と簡易アプリケーション機能は Notes に比べるとかなり貧弱ですね。 そういう観点では、Office 2007 及び SharePoint Server 2007 には非常に期待するところではあります。

ちなみに、Notes / Domino から SharePoint への移行という観点では、マイクロソフトから以下のようなツールが提供されているようです。

・Application Reporter for Lotus Notes
<http://www.microsoft.com/japan/business/offerings/notes/scenario/tool/
applicationreporter/default.mspx
>
・.NET Framework Application Converter for Lotus Notes
<http://www.microsoft.com/japan/business/offerings/notes/scenario/tool/
netframenotes/default.mspx
>
・SharePoint Converter for Lotus Notes
<http://www.microsoft.com/japan/business/offerings/notes/scenario/tool/
sharepointnotes/default.mspx
>

他に、InfoPath Converter for Lotus Notes という、Notes フォームを InfoPath フォームへ移行するツールもあるようです。

・ノーツ/ドミノアプリケーションからの移行 (Powered by テックインフォメーションシステムズ)
<http://www.tecinfosys.co.jp/htm/soft/web/notes.htm>

Notes をエンドユーザーとして使っていた立場から考えると、.NET Framework アプリケーションへの移行というのはあまり考えられない気がします。 移行後に新規に作成するアプリも、いちいち .NET ベースで開発するのかという課題が残るからです。 それに対して、機能的にはかなりレベルダウンしますが、SharePoint への移行であれば、移行直後と移行後の継続性があります。 とは言っても、Notes のアプリケーション機能からすると、なかなか妥協出来ない点も多い感じですね。

今後は、更に新しいツールの提供予定があるようです。

・Lotus Notes/Dominoのお客様向け移行ツールを発表
<http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2560>

posted by kunitaka at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年04月15日

メールの検索

 SPS 2003 でのメールの検索についてです。
SPS 2003 でのメールの検索と言えば、通常は Exchange Server の検索ということになります。 これは、パブリックフォルダの検索になるので、メールの検索を行うためには、配布リストのアーカイブ先として登録するか、個別に転送するか、マニュアル操作でコピーしておく必要があります。

各種ファイルと共にメールも意識せずに検索可能になると便利ですよね。 また、ファイルと同じ場所に保存したメールが検索になると保存と管理という観点でベストです。
従来は、eml ファイルとして保存するか、サードパーティ製の製品を利用する必要がありました。
ちなみに、日本語にも対応している MSG IFilter としては以下のようなものがありました。

・MSG IFilter - Server - V2.1.0 by ALNA
<http://www.componentsource.com/products/512408/12950/index.html>

つい、最近、マイクロソフトからも Windows デスクトップ サーチ対応という形で、MSG IFilter が無償提供が開始されました。

・Microsoft Windows デスクトップ検索 の Microsoft Outlook MSG iFilter アドインが利用できます。
<http://support.microsoft.com/kb/917402/ja>
・MSG iFilter Add-in to Windows Desktop Search
<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=134ECBB0-C162-4D07-BEF3-0B602C4A79DD&displaylang=en>

Windows デスクトップサーチ用アドインとなっていますが、実体は IFilter なので、SPS 2003 でも利用可能なようです。
また、ダウンロード可能なものは英語版のみとなっていますが、グローバル対応になっているようで、特に問題無く日本語も検索が出来ます。

実際に利用するには、SPS サーバー上 (中規模サーバーファーム以上の構成の場合には、インデックス作成サーバー上) に、MSG IFilter と Outlook 2000 以上のセットアップが必要になります。
更に、当たり前ですが、「インクルードするファイルの種類」に msg 拡張子の追加が必要です。
  • 対象となるポータルサイトにて、「サイトの設定」を選択します。
  • 「サイトの設定」ページにて、「検索の設定とインデックス付けされたコンテンツ」セクションの中の、「検索とインデックス作成の構成」を選択します。
  • 「検索とインデックス作成の構成」ページにて、「全般的なコンテンツの設定とインデックス作成の状態」セクションの中の、「インクルードするファイルの種類」を選択します。
  • 「インクルードするファイルの種類の指定」ページにて、「新しいファイルの種類」を選択します。
  • 「ファイルの種類を追加」ページにて、「ファイル拡張子」テキストボックスに、「msg」を入力して「OK」ボタンを選択します。
msgファイル.png

なお、MSG IFilter はマルチスレッド対応です。

IFilter 名 DLL ファイル名 マルチスレッド対応
MSG IFilter MsgFilt.dll

これでメールファイルのまま、ポータルサイトやチームサイト、ファイルサーバー上に置いて共有しつつ、検索も可能になります。

posted by kunitaka at 02:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ツール

DBエンジンとして SQL Server 2005 を利用したセットアップ手順

 SPS 2003/WSS 2.0 の SP2 から、データベースエンジンとして SQL Server 2005 を利用することがサポートされていますが、構成する際にサポートされるセットアップ手順についてです。

・Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003 Service Pack 2 について
<http://support.microsoft.com/kb/887623/>
・Windows SharePoint Services Service Pack 2 について
<http://support.microsoft.com/kb/887624/>

つい、先ほど、技術情報が公開されたようです。

・SharePoint Portal Server 2003 Service Pack 2 と Windows SharePoint Services Service Pack 2 をデータベース バック エンドとして SQL Server 2005 を使用する配置でインストールする方法
<http://support.microsoft.com/kb/917446/>

要は、最初に SQL Server 2005 をセットアップ、次いで、SPS 2003 又は WSS 2.0 のセットアップを行い、ポータルサイトやチームサイトを作成する前に、SP2 のセットアップを行うというものです。
サポートされない状態を最低限にするというのがミソですね。

posted by kunitaka at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術情報

2006年04月14日

www.example.com の謎

 Gatherer ログに www.example.com がクロール出来ないというエラーの表示がされる場合についてです。
とは言うものの、既定の設定やサンプルのエリアをそのまま残したまま使い続けることは、ほとんど無いと思われるので、あまり気にすることではないと思いますが・・・

ポータルサイトを普通に作成すると、既定では、サンプルのエリアの以下の場所の「ポータルの一覧」に、www.example.com がリンクとして登録されています。
  • トピック > 事業部
    アイテム 1、アイテム 2
  • トピック > プロジェクト
    アイテム 3
「Portal_Content」コンテンツ インデックスでは、「ポータルの一覧」のリンク先もクロール対象となるようなので、プロキシサーバーの設定が正しくない場合に表示されます。
www.example.comエラー.png

そこで、このエラーを無くすための解決策としては、以下の通りです。
  1. プロキシサーバーの設定を正しく構成する。
  2. サンプルのエリア又は一覧を削除する。
ちなみに、www.example.com って実在しているドメインなんですね。

・RFC 2606
<http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc2606.txt>

posted by kunitaka at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

チームサイトの作成場所

 既定では、sites の下に作成されるチームサイトについてです。
何も設定の変更・追加を行っていない状態では、チームサイトを作成する際の URL は、http://server/sites/sitename/ という形になると思います。

・作成場所
サイト作成.png

この sites の部分は別の名前を追加することも出来ます。 また、sites はあくまでも仮想的な URL の一部なので、sites/it-dept のように階層を表現することも可能です。
具体的には、管理パスに「ワイルドカード インクルード」として任意の名前の「パス」を追加することで、作成場所を追加することが出来ます。
  1. SPSサーバー上で、「スタート」メニューから「管理ツール」の「SharePoint サーバーの管理」を選択します。
  2. 「サーバーの管理」ページにて、「仮想サーバーの構成」セクションの中の「仮想サーバー設定の構成」を選択します。
  3. 「仮想サーバーのリスト」ページにて、設定対象となるポータルサイトの仮想サーバー選択します。
  4. 「仮想サーバーの設定」ページにて、「仮想サーバーの管理」セクションの中の「管理パスの定義」を選択します。
  5. 「管理パスの定義」ページにて、「新しいパスの追加」の中の「パス」に、追加したい作成場所の名前を入力して、「種類」オプションボックスは「インクルード パス」を選択して、「種類」ドロップダウンリストボックスは「ワイルドカード インクルード」を選択して、「OK」ボタンを押します。
  6. 「インクルード パス」に入力した作成場所が追加されたことが確認出来たら、「キャンセル」ボタンを押します。
・作成場所追加例
作成場所追加例.png

これにより、チームサイトを論理的にグルーピングすることも可能になります。 また、sites を使わずに別の名前にしてしまうことも可能です。

posted by kunitaka at 04:04| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック

2006年04月13日

OneNote 2003 用の IFilter

 しばらく、IFilter ネタが続いていますが・・・

サーバー上に OneNote 2003 がインストールされていると、OneNote 2003 のファイルも検索出来るようになります。

・[ONT2003] SharePoint Portal Server 2003 を使用して OneNote 2003 用の IFilter を設定する方法
<http://support.microsoft.com/kb/832289/ja>

お、珍しく自動翻訳じゃない技術情報だ・・・
ただ、残念ながら、OneNote 2003 IFilter はマルチスレッド非対応です。 ということで、以下の技術情報のレジストリ設定は不可欠です。

・SharePoint Portal Server 2003 のサードパーティのシングルスレッド IFilter を使用する場合、クロールは、クロール完了により長い時間かかります。
<http://support.microsoft.com/kb/894079/ja>

IFilter 名 DLL ファイル名 マルチスレッド対応
OneNote 2003 IFilter ONFILTER.DLL ×

テストしてみると、Visio と OneNote の IFilter は実装方法の問題なのか、ファイルアーキテクチャの問題なのか、1ファイルあたりに掛かる処理時間が長い傾向があるようです。

posted by kunitaka at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術情報

追加 IFilter 用アイコン

 追加 IFilter とその IFilter に対応したファイル拡張子に関連して。 (→ 新しい拡張子のアイコン追加IFilter のマルチスレッド対応の確認)

大したものではありませんが、各 IFilter のテストを行う際に作成したイメージアイコンです。

IFilter 名 ファイル拡張子 拡張子アイコン
一太郎用 IFilter .jtd jtd16.gif
PDF 用 IFilter .pdf pdf16.gif
DocuWorks 用 IFilter .xdw xdw16.gif

posted by kunitaka at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2006年04月12日

IFilter のマルチスレッド対応の確認

 更にこれに (→ クロール時間の短縮、更にその後) 関連して。
IFilter のマルチスレッド対応はレジストリの設定でも確認出来るようです。

IFilter の実体となる dll のファイル名が判っていれば、レジストリエディタにてファイル名を検索します。
ThreadingModel に Both が設定されていればマルチスレッド対応です。 値が無い、Apartment、Single の場合はマルチスレッド非対応だと思って良いと思われます。

判っている IFilter の dll ファイル名は以下の通りです。

IFilter 名 DLL ファイル名 マルチスレッド対応
Visio 2003 IFilter VISFILT.DLL ×
一太郎用 IFilter JsJtdFlt.dll
PDF 用 IFilter PDFFILT.dll ×
DocuWorks 用 IFilter xdwsrch.dll ×

dll ファイル名が判らない場合は、ファイル拡張子に基づいて、こちらのホワイトペーパーの「フィルタDLL」のトピック (P.69) のアプローチで調べることが出来ます。

・Microsoft インデックスサービス設定ガイド
<http://download.microsoft.com/download/b/4/a/b4a506ee-4c1c-43f1-8006-5c5b7e4f2b64/IndexService.exe>

posted by kunitaka at 03:52| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック

クロール時間の短縮、更にその後

 実はまだ続けています。 (→ クロール時間の短縮の考察)
その後、以下のページにある他の IFilter についても調べた結果です。

・Microsoft SharePoint Portal Server - IFilter
<http://www.microsoft.com/japan/sharepoint/server/downloads/IFilter.asp>

以下の IFilter については、シングルスレッド動作と見られるため、レジストリの WSSSingleThreadedFilterExtensions に加える必要があります。

・Visio 2003 IFilter
<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=DCEE9E09-448B-4386-B901-EFEA29CAC808&displaylang=ja>
ちなみに、Visio 2003 をインストールした場合にも、こちらの IFilter が自動的に入ります。

・DocuWorks 用 IFilter
<http://www.fujixerox.co.jp/soft/docuworks/download202.html>
MSのページではリンク切れとなっています。

なお、OASYS 用 IFilter は見つけられず未調査です。 一太郎用は素晴らしいことにマルチスレッド対応です。 ジャストシステム頑張っています。

ということで、レジストリには以下のように設定しておくと良いのかも知れません。
pdf;xdw;vsd;vss;vst;vdx;vsx;vtx

実際には、全て組み込むことはあまり無いと思いますけど・・・

posted by kunitaka at 03:16| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート

2006年04月10日

Office 2007 関連イベント

 こんなイベントを日本でもやるんですね。

・New World of Work Day − the 2007 Microsoft Office system」
<http://www.event-information.jp/events/office/>
―パートナー様向け the 2007 Microsoft Office system 製品戦略発表会―
〜次期 Office、the 2007 Microsoft Office system の全容が明らかに!〜

そして、もう1つ。

・Microsoft ビジネスフォーラム 2006
<http://www.event-registration.jp/events/mbf06/>

こちらは、ユーザー事例が主ですが、最後にたった1時間ですが、Windows Vista と Office 2007 を紹介するようです。

posted by kunitaka at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント・セミナー

2006年04月09日

新しい拡張子のアイコン追加

 PDF に連想して・・・ (→ クロール時間の短縮の検証)
新しいファイルの拡張子に対応したアイコンを追加する方法についてのメモです。

ファイル拡張子に対応するアイコンの設定は2箇所あります。 SPS での検索結果ページでのアイコンと、ドキュメントライブラリのビューページでのアイコンです。

○SPS での検索結果ページでのアイコン設定
  1. \Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\60\TEMPLATE\IMAGES に <拡張子名16.gif> のファイルをコピーします。 (PDFファイルの場合は、pdf16.gif になります。)
  2. IISを再起動します。
○ドキュメントライブラリのビューページでのアイコン設定
  1. \Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\60\TEMPLATE\XML\DOCICON.xml をメモ帳等で開きます。
  2. ノードの内側に、以下のような1行を追加します。
    <Mapping Key="pdf" Value="<拡張子名16.gif>" />
  3. IISを再起動します。
標準の設定では、SPS 検索用とドキュメントライブラリ用は個別に用意されていますが、ここでは同一のアイコンイメージファイルを流用するアプローチとしています。

参考情報は以下の通りです。

・アイコンは、 SharePoint Portal Server 2003 でポータル サイトを検索すると、検索結果に表示される Adobe PDF ドキュメントに表示されていません。
<http://support.microsoft.com/kb/832809/ja>
・Adding a Document Template, File Type, and Editing Application to a Site Definition
<http://msdn.microsoft.com/library/en-us/spptsdk/html/tsptAddingDocumentTypeIcon_SV01068572.asp>
・DOCICON.XML
<http://msdn.microsoft.com/library/en-us/spptsdk/html/tscamlovDOCICON_SV01084508.asp>

posted by kunitaka at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック

Office SharePoint Designer 2007

 事実上の FrontPage 2003 の後継バージョンと言える SharePoint Designer 2007 についてです。
最新情報はこちらから。

・Microsoft Office SharePoint Designer 2007 Highlights
<http://www.microsoft.com/office/preview/programs/designer/highlights.mspx>

FrontPage 2003 からは SharePoint 標準エディタとして位置付けられ、そのための機能強化がされていましたが、Office 2007 では発展的に SharePoint Designer 2007 となり、SharePoint 専用のツールになるようです。 製品名が変わるのは戦略上の理由からでしょうけど、従来の Web オーサリングと SharePoint エディタの機能に加えて、ワークフローエディタとしての機能が加わることが大きいのでは、個人的には勝手に思っています。

実は、私も FrontPage に触るのは 2003 からで、それ以前はほとんど起動したことも無い位でした。 FrontPage 2003 では、SharePoint 標準エディタの機能を必要があることから結構触っています。 実際には、主に以下のような機能を使っています。
  • サイト編集
  • Web パーツ領域追加
  • データビュー Web パーツ追加
  • 高度な Web パーツ間接続
SharePoint Designer 2007 では、以下のような機能が強化されるようなので非常に期待しています。
  • SharePoint カスタマイズ機能
    • データビュー機能強化
    • リストビュー、リストフォームのカスタマイズ機能
  • ワークフローデザイナ機能
    • ワークフロー設定
    • ワークフローテンプレートのカスタマイズ
  • SharePoint エディタ機能
    • レイアウト変更
    • サイトデザイン機能
    • サイトテンプレート カスタマイズ機能
特に、SharePoint カスタマイズ機能は本当に期待しています。 SPS 2003 では、リストフォームのカスタマイズは事実上出来ませんし、リストビューはデータビューに変換しないとカスタマイズ出来ませんし、データビューに変換したとしても機能的に一長一短の面がありましたから、その辺りが改善されていると良いなと思いつつ。

posted by kunitaka at 02:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

クロール時間の短縮の考察

 こちらの記事 (→ クロール時間の短縮の検証) で判明した効果に対する考察です。

・SharePoint Portal Server 2003 のサードパーティのシングルスレッド IFilter を使用する場合、クロールは、クロール完了により長い時間かかります。


こちらの技術情報に記載の通り、再試行が発生する点と再試行までの間に待ち時間が発生するようで、これによってクロール時間が長くなるようです。 実際に、タスクマネージャで CPU 利用率を見ていると、マルチスレッドで動作する IFilter が処理している間は、CPU をほぼフルフル使っていますが、シングルスレッドで動作する IFiler が処理し始めると、途端に CPU はほとんど使われない状態が続きます。

つまり、PDF などのシングルスレッド動作の IFilter が対象とする ファイル数×(再試行+待ち時間) だけ、クロール時間が長くなってしまうということになります。

posted by kunitaka at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート

2006年04月08日

クロール時間の短縮の検証

 早速、こちらの記事の (→ クロールに掛かる時間の短縮) の技術情報で、どの程度の効果が見られるか検証してみました。
結論からすると、PDFファイルがそれなりのファイル数格納されている場合は、かなり「効果あり」と言えると思います。 むしろ、適用は「必須」とも言えるかも知れません。

○検証環境
ノートPC、Pentium M 1.86GHz、2GB RAM
Windows Server 2003 SP1、SQL Server 2000 SP4、SharePoint Portal Server 2003 SP2

○検証条件
チームサイト1、Wordファイル×100、合計約30MB
チームサイト2、PowerPointファイル×100、合計約93MB
チームサイト3、Excelファイル×100、合計約11MB
チームサイト4、PDFファイル×50、合計約33MB

○検証結果
・PDF追加前 (チームサイト1〜3)、フル更新
→ 32秒、30秒、28秒、30秒、平均30秒

・PDF追加後 (チームサイト1〜4)、レジストリ適用前、フル更新
→ 10分19秒、11分32秒、8分41秒、8分38秒、平均9分48秒

・PDF追加後 (チームサイト1〜4)、レジストリ適用後、フル更新
→ 43秒、40秒、40秒、42秒、平均41秒

見ての通り、レジストリを適用しないと、驚異的?に遅くなります。
そして、レジストリを適用することで、妥当な時間に収まるように見受けられます。

結局の所、事実として PDF Ifilter はシングルスレッド対応だったということですね。

posted by kunitaka at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート

ベータエクスペリエンス プログラム

 いつの間にか、こんなプログラムが始まったんですね。

・Windows Vista(TM)、the 2007 Microsoft(R) Office system 開発者向けに技術情報提供を行うベータエクスペリエンス プログラムを開始
<http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2649>

Windows Vista と Office 2007 に関する開発系の最新技術情報が習得出来るらしい。
登録は以下のページから。

・ベータ エクスペリエンス
<http://www.microsoft.com/betaexperience/jajp/>

とりあえず、登録してみる。

posted by kunitaka at 05:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記