2006年03月31日

Windows デスクトップ サーチからの SPS 検索

 企業向けの Windows デスクトップ サーチには、PC上のローカルリソース、インターネット (MSN) 検索だけでなく、イントラネット検索ソリューションとの連携機能があります。
最近までちゃんと判っていなかったのですが、Windows デスクトップ サーチには、MSN サーチ ツールバーと統合されたものと、企業向けの単独のものがあるんですね。 ちなみに、Windows デスクトップ サーチと統合されていない、企業向け MSN サーチ ツールバーというものも存在します。
SPS 検索と連携するためには、企業向けの Windows デスクトップ サーチと、必要に応じて、企業向け MSN サーチ ツールバーを利用する形になります。

・企業向け Windows デスクトップ サーチ
<http://www.microsoft.com/windows/desktopsearch/ja/enterprise/default.mspx>
・企業向けの MSN サーチ ツールバー
<http://www.microsoft.com/windows/desktopsearch/ja/enterprise/toolbar/default.mspx>

・MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ
<http://desktop.msn.co.jp/>

MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチが既にセットアップされている場合には、企業向け Windows デスクトップ サーチをセットアップする前にアンインストールしておく必要があるようです。

SPS 検索と連携させるためには、セットアップを行った後に、レジストリの設定が必要です。 (レジストリかよ!)
ポリシーによる配布の場合は致し方ないとして、設定用の UI があっても良いのではと思いつつ・・・

設定の詳細は、管理者ガイドの「グループ ポリシーを通じた WDS のカスタマイズ」のトピック内の「Windows デスクトップ サーチのポリシー」の中の「検索ポリシー」の「PrimaryIntranetSearchScopeUrl」の項目を参照して下さい。

・WDS 管理者ガイド
<http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/windows/ja/search/dtsguide.mspx>

例えば、ログオンしているユーザーに対する設定の場合、HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\DesktopSearch に SharePoint,http://server/Search.aspx?k=$w を指定します。
これによって、以下のように「SharePoint」というタブ又は選択肢が追加されます。

・Windows サーチ デスクバー
Windows サーチ デスクバー.png
・Windows の検索
Windows の検索.png
・MSN サーチ ツールバー デスクトップの検索
MSN サーチ ツールバー デスクトップの検索.png

MSN サーチ ツールバー デスクトップの検索については、MSN サーチ ツールバーもセットアップした場合のみです。

SPS 検索との連携とは言っても、単に SPS の検索ページがラウンチされるだけです。
唯一、「スタート」メニューの「検索」又は「エクスプローラ」からの「検索」エクスプローラバーの場合には、同一キーワードで、デスクトップ、ウェブ (MSN)、SPS への検索を、検索対象を切り替えるだけでシームレスな検索が出来るようになります。

posted by kunitaka at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ツール

2006年03月29日

Office 2007 Preview Site

 いつの間にやら、Office 2007 の Preview Site が大幅にバージョンアップしています。
各製品毎にちゃんと構成されたサイトで、それぞれ、Overview や Product guide などが掲載されています。

・2007 Microsoft Office System preview site
<http://www.microsoft.com/office/preview/default.mspx>

SharePoint Server 2007 についても、結構詳しく情報が載っているので、新しい製品の概要を知ることが出来ますね。
フラッシュベースのデモにて、機能や画面の一端も見ることが出来ます。 Product guide を見ていると、かなりの新規機能、機能強化が見られます。

・Microsoft Office SharePoint Server 2007 Highlights
<http://www.microsoft.com/office/preview/servers/sharepointserver/highlights.mspx>

posted by kunitaka at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年03月28日

SharePoint と MCP 試験

 最近、訳あって7年振りに MCP 試験を受けています。
<Windows 2003 トラックの MCSE> を取得せよというお達しが出たのでした。
実は、7〜9年前に試験を受けまくって、<MCSE+Internet> や、最初期の MCSD を取得していましたが、それからは、すっかりサボっていました。

サボらずに、地道にアップグレード試験を活用していれば、7科目も新たに受け直す必要も無かったのかなと思いつつ、今となってはもう遅いのですが・・・
昨日は、<70-290: Managing and Maintaining a Microsoft Windows Server 2003 Environment> を受けました。 幸い、2回目で何とか合格。 後、6科目とまだまだ先は長いです。

受けるにあたって、翔泳社の <MCSE教科書 Windows Server 2003 Server> にはお世話になりました。
ほど良く網羅的に、ほど良い分量でトピックがまとまっていて、演習問題や模擬試験も掲載されているので、それなりに基礎知識がある前提に、足らない所を補う場合には丁度良かったです。

来週は、<70-291:Implementing, Managing, and Maintaining a Microsoft Windows Server 2003 Network Infrastructure> を受験予定です。

閑話休題。

日本語の試験はまだ無いようですが、アメリカでは SharePoint 関連の MCP 試験もあるんですね。

・74-132: Designing a Portal Solution with Microsoft(R) SharePoint(R) Products and Technologies
<http://www.microsoft.com/learning/exams/74-132.asp>
・74-133: Customizing Portal Solutions with Microsoft(R) SharePoint(R) Products and Technologies
<http://www.microsoft.com/learning/exams/74-133.asp>
・74-138: Planning and Building a Messaging and Collaboration Environment Using Microsoft(R) Office System and Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003
<http://www.microsoft.com/learning/exams/74-138.asp>

74-138 は、触ったことが無い Live Communications Server が含まれるので、ちょっと判りませんが、74-132 や 74-133 なら普段触っているので、比較的受かり易いかなと思いつつ。
でも、MCP って全般的に、こんな機能そうそう使わないよ〜、とか、こんな機能あったけ? なんて部分が問題に出たりするから、案外侮れないかも。

posted by kunitaka at 05:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

セキュリティと権限

 アメリカの <microsoft.com サイト> 内の <SPS 製品サイト> にて、新たに公開されたホワイトペーパーです。

・Learn about SharePoint Portal Server security and rights
<http://office.microsoft.com/search/redir.aspx?AssetID=HA011911361033&Origin=HH101182171033&CTT=5>

このホワイトペーパーはかなりの大作です。 既知の情報も多いですが、セキュリティと権限に関して、ここまで網羅的にまとまっているのは、なかなか素晴らしい。
読み応えあります。

難点は・・・ まとめて、印刷して、手元で読みたい、というのに向いていません。
これだけのボリュームだと、会社の行き帰りのちょっとした時間の読み物に丁度良いんですよね〜

posted by kunitaka at 04:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術情報

2006年03月26日

サイト テンプレート カスタマイズ

 チームサイトのサイト テンプレートは CAML (Collaborative Application Markup Language) という XML ベースの定義によって構成されていますが、こちらのカスタマイズ方法のホワイトペーパーが新たに公開されています。

・Creating Site Definitions for Windows SharePoint Services
<http://msdn.microsoft.com/office/understanding/sharepoint/articles/default.aspx?pull=/library/en-us/odc_sp2003_ta/html/sharepointcreatingsitedefinitions.asp>

アメリカのMSサイト内の SharePoint Developer Center の SharePoint Portal Server Technical Articles は地道なアップデートがあるので、たまにチェックすると掘り出し物が見つかったりします。
それに比べて、日本のMSサイト内の SharePoint Developer Center は全くやる気なし・・・ 2004年末に大量に日本語化されたものが掲載されましたが、それ以後はさっぱり。

・SharePoint Portal Server Technical Articles
<http://msdn.microsoft.com/office/understanding/sharepoint/articles/default.aspx>

ちなみに、日本には日本オリジナルの以下のようなホワイトペーパーもあります。

・CAML を使ったサイトとワークスペースの拡張
<http://download.microsoft.com/download/5/d/8/5d811294-4d63-4a2c-a6b5-deee16cbaf2c/CAML_WP.doc>

CAML や、その他の詳細のテクニックは SDK のトピック及びリファレンスを参照する形になります。

・Collaborative Application Markup Language
<http://msdn.microsoft.com/library/en-us/spptsdk/html/SPPTWSSCAML_SV01072916.asp>
・Customizing Templates for Microsoft Windows SharePoint Services
<http://msdn.microsoft.com/library/en-us/spptsdk/html/SPPTWSSTemplates_SV01072215.asp>

posted by kunitaka at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術情報

2006年03月24日

Office 2007 リリース延期 続報

 Office 2007 のリリーススケジュールに関して。 こちらの記事 (→ Office 2007 リリース延期?) の続きです。

結論としては、店頭発売 (プレインストール向け含む) が Windows Vista に合わせて、2007年1月になったようです。
但し、開発スケジュールについては今年10月に開発完了し、企業向けのライセンス提供が始まるようです。

・Microsoft Confirms Timeline for 2007 Microsoft Office System
<http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/mar06/03-24OfficeTimingPR.mspx>

ということで、マーケティング的に Windows Vista のリリースに合わせた形のようです。

posted by kunitaka at 22:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記

Office 2007 リリース延期?

 え〜、Windows Vista に続いて、Office 2007 のリリーススケジュールも延期??

・マイクロソフト、Office 2007の発売を来年に延期--Vistaに続き
<http://japan.cnet.com./news/ent/story/0,2000047623,20099258,00.htm>

延期というか、Windows Vista のリリースに合わせたということでしょうかね。

posted by kunitaka at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年03月23日

エリア内のリスト/ライブラリ単位のアクセス権

 こちらの記事 (→ ポータルサイトのギャラリーの権限) の続きです。
でも、これが出来るということは、リストやライブラリ単位でアクセス権が設定出来ないエリア内のリストやライブラリに対しても個別にアクセス権が出来ちゃうってこと???
ギャラリーのアクセス権を設定する際のように、URL を入力すると確かに「権限の変更」ページにアクセスすることは出来ますが、ユーザーの追加はエラーになりました。
但し、ユーザーやセキュリティグループ、サイトグループの削除は出来てしまうようです。 しかしながら、実際には設定の変更を行っても、リストやライブラリの動作には全く影響を与えませんでした。
つまりは、やっぱりエリア内でもリスト/ライブラリ単位のアクセス権設定は出来ないということですね。

posted by kunitaka at 08:33| Comment(0) | TrackBack(1) | メモ

ポータルサイトのギャラリーの権限

 サイト内にある3つのギャラリーに関するメモです。
ポータルサイトには、Web パーツ ギャラリー、リスト テンプレート ギャラリー、サイト テンプレート ギャラリーという3つのギャラリーがあります。
これは、「サイトの設定」から「ポータルのセキュリティと追加設定の管理」の中の「テンプレートと Web パーツ」セクションで確認出来ます。

これらは、特殊なドキュメント ライブラリとして実装されていますが、既定では、親となるポータルサイトのホームエリアから権限を継承していない為、ユーザー個別、そして、カスタム作成のサイトグループにてアクセス権限を与えている場合には、アクセス権限が無いためにエラーとなります。
通常、起こり得るのは、リストやライブラリをテンプレートとして保存する際に、「指定したギャラリーは、この Web サイト コレクションで利用できません。」というエラーメッセージが表示されてしまいます。

詳しくはこちらの技術情報を参照して下さい。

・SharePoint Portal Server 2003 の Web パーツ ギャラリを表示すると、 Web パーツにカスタム サイト グループのメンバであるユーザーがアクセスできません。
<http://support.microsoft.com/kb/888840/ja>

こんな情報があったんですね・・・
奥が深いというか、謎の仕様というか、限りに無くバグに近いと思えるものが多いなぁ〜

でも、これが出来るということは、リストやライブラリ単位でアクセス権が設定出来ないエリア内のリストやライブラリに対しても個別にアクセス権が出来ちゃうってこと???

posted by kunitaka at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術情報

2006年03月22日

スタイルシート研究所: HTMLエレメント/クラス定義追加 HTML コンポーネント

 ということで、こちらの記事で紹介したアプローチ (→ スタイルシート研究所: サイトスタイル カスタマイズ) の実践編です。
まずは基本的な機能を実装した、HTMLエレメント/クラス定義追加 HTML コンポーネントのサンプルを作成しました。
最初のバージョン (0.10) は、以下のような機能を持ちます。
  • 指定した数だけ親エレメントを辿ってクラスを追加
  • 指定した数だけ最初の子エレメントを辿ってクラスを追加
  • 指定した数だけ最後の子エレメントを辿ってクラスを追加
具体的な組み込み方法です。 まずは、スタイルシート内にて、基準となる HTML エレメントのクラスに対して behavior プロパティを追加します。
behavior: url ('/siteresources/htc/addHtmlClass.htc');
利用可能なパラメータ指定は以下の通りです。
spf-custom-parent-name 基準となるHTMLエレメントの親エレメントにクラスを追加します。 spf-custom-parent-count が設定されている場合は、その数だけ階層を辿ります。
spf-custom-parent-count 親エレメントを辿る階層を指定します。 指定しない場合は 1 となります。
spf-custom-firstchild-name 基準となるHTMLエレメントの最初の子エレメントにクラスを追加します。 spf-custom-firstchild-count が設定されている場合は、その数だけ階層を辿ります。
spf-custom-firstchild-count 最初の子エレメントを辿る階層を指定します。 指定しない場合は 1 となります。
spf-custom-lastchild-name 基準となるHTMLエレメントの最後の子エレメントにクラスを追加します。 spf-custom-lastchild-count が設定されている場合は、その数だけ階層を辿ります。
spf-custom-lastchild-count 最後の子エレメントを辿る階層を指定します。 指定しない場合は 1 となります。

この HTML コンポーネントを使った具体的な例です。 と言いつつ、なかなかうまい具体例が見つからず、とりあえず、サイトとエリアのタイトル部分にワンポイント加えるというカスタマイズでお茶を濁してしまいました。
以前に作成しているスタイルシート (→ スタイルシートのカラーバリエーション) の緑バージョンをスタイルシートをベースに、設定を加えています。
実際の設定方法などは、こちらを参考にして下さい。

・スタイルシート設定例
.ms-titlearea
{
	behavior: url ('/siteresources/htc/addHtmlClass.htc');
	spf-custom-parent-name: spf-custom-titleframe;
	spf-custom-parent-count: 3;
}
.spf-custom-titleframe
{
	height: 100%;
	padding: 0px 100px 0px 20px;
	filter: progid:DXImageTransform.Microsoft.gradient (GradientType=1, 
	startColorstr=#8833ff66, endColorstr=#0033ff66);
}

.ms-titlearea
{
	vertical-align: bottom;
}
.ms-pagetitle
{
	vertical-align: top;
}

.ms-titlearealine
{
	behavior: url ('/siteresources/htc/addHtmlClass.htc');
	spf-custom-parent-name: spf-custom-titlearealine;
	spf-custom-parent-count: 3;
}
.spf-custom-titlearealine TR TD
{
	height: 0px !important;
	background-color: #66cc80;
}
・設定結果
カスタマイズ例1.png

如何でしょうか?
応用すると、いろいろなデザイン適用が出来ると思います。 次回は、HTML コンポーネントにもう少し機能を加えて、もう少し凝ったカスタマイズにチャレンジします。

・addHtmlClass.htc (0.10)
addHtmlClass-0.10.zip

posted by kunitaka at 04:18| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック

2006年03月21日

SPS 2003 での ADFS サポート

 Windows Server 2003 R2 に加わった ADFS (Active Directory Federation Services) を SPS 2003 で利用する場合の技術情報が公開されていたんですね。

・Windows Server 2003 R2 の Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) の概要
<http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/R2/identity_management/
ADFSwhitepaper.mspx
>

これ、確か、SP2 からサポートになったんだと思いましたが・・・ とは言いつつも、そうそう使う機会は無さそう。

・What's New in Windows SharePoint Services Service Pack 2
<http://office.microsoft.com/en-us/assistance/HA100240591033.aspx>

技術情報はこちらです。 珍しく?機械翻訳じゃないものが提供されています。 それだけ重要ってこと?

・Active Directory フェデレーション サービスに関する Windows SharePoint Services および SharePoint Portal Server 2003 のサポート範囲
<http://support.microsoft.com/kb/912492/ja>

基本的にはサポートされるのですが、Web アプリケーション以外からのアクセスはサポートされないので、必要に機能を止めてねという内容です。
まぁ、エクスプローラビューや Office からの直接アクセス、FrontPage 2003 での編集では、リダイレクト処理がサポートされない限り、対応出来ないのは致し方が無いことです。
それから、SPS 2003 で中規模以上のファーム構成を行った場合、インデックス作成サーバーが別に必要になりますが、ポータルやチームサイトのクロールはフロントエンド Web サーバー経由で行う形になるので、その辺りの対応も必要になるようです。

・Step-by-Step Guide for Active Directory Federation Services
<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=062F7382-A82F-4428-9BBD-A103B9F27654&displaylang=en>

直接関係ありませんが、個人的に気になったのは、「[ で編集] および [新しいドキュメント] を無効にする」のトピック。
Docicon.xml には、拡張子に対するアイコンの指定だけでなく、編集メニューへの設定が含まれていたんですね。

posted by kunitaka at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術情報

スタイルシート研究所: サイトスタイル カスタマイズ

 ポータルサイトやチームサイトにて、サイトのデザインをカスタマイズする際のアプローチを研究してみる。
デザイン (見た目) をカスタマイズするには幾つかアプローチがあります。
  • FrontPage 2003
  • サイトテンプレート (aspx ページ、CAML定義)
  • スタイルシート
最初の2つは、物理的な変更を伴うカスタマイズ、最後の1つはある意味間接的なカスタマイズと言えます。
FrontPage 2003 は、見た目に沿ってカスタマイズが出来るので、最も敷居が低いかもしれません。 また、サイトテンプレートはCAMLのカスタマイズで最も敷居が高いと思われます。
それに対して、スタイルシートによる見た目のカスタマイズはほどほどの難易度ですが、基本的には物理的なページに直接紐付いていないので、簡単に移行が出来るというメリットがあります。

ということで、普段、デザインをカスタマイズする時は、ほとんどスタイルシートによるアプローチを使っています。
スタイルシートによるカスタマイズで重要なのは HTML エレメントに設定されているクラス名でしょう。

・SharePoint サイトと SharePoint Portal のカスタマイズ : 第 3 部 スタイルシート クラス リファレンス表
<http://www.microsoft.com/japan/msdn/sharepoint/general/
ODC_SPSCustomizingSharePointSites3.asp
>

通常は、予め定義されているクラス名を頼りに各種スタイルシートの設定を施します。 時には、特定の HTML エレメントに設定されている固定 ID を使ったりします。
また、クラスが定義されていない場合は、セレクタの機能を利用してある程度補うことが出来ますが、IE6 までのセレクタはサポートが不十分 (IE7 では改善されるらしい) なので、きめ細かい指定が出来ません。
これらだけでも、ちょっとした工夫でそれなりのことは出来ます。 (→ スタイルシートのカラーバリエーション)
でも、凝ったデザインを適用するためには、この辺りが重要になります。

そこで、どうするのか・・・
クラスが設定されてなければ、クラスを動的に設定すれば良い!という発想です。
IE の場合、Dynamic HTML ビヘイビアという機能を使うことで、スタイルシートへの組み込みにて、スクリプトによる Dynamic HTML による動的な HTML DOM 操作が可能です。
これを利用して、クラスが設定されていなければ追加する、又、デザインを適用するために必要な HTML エレメントが足らなければ追加してしまおうというアプローチです。

実は、このアイデアは、GroupBoard ワークスペースのサイトデザインで使っているアプローチをパクリました。

・GroupBoard ワークスペース
<http://www.microsoft.com/japan/sharepoint/groupboard/default.mspx>

posted by kunitaka at 04:30| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック

2006年03月20日

検索 Web サービスのバグ その後

 検索 Web サービスのバグに対する修正モジュール (→ <検索 Web サービスのバグ>) を確認してみました。
適用時にはサーバーの再起動が必要になりますが、確かに修正されていました。

元の記事で、UTF-16 と書いていましたが、少し正確じゃありませんでした。
検索 Web サービスのレスポンス結果の XML 内に埋め込まれている、検索結果 XML は確かにヘッダーには以下のように UTF-16 なんですが、
<?xml version="1.0" encoding="utf-16"?>
実際には、UTF-16 にエンコードされている訳ではありませんでした。
例えば、「チームサイト」という2バイト文字は、以下のような文字コードに展開されています。 何じゃこりゃ??
C3 A3 C2 83 C2 81 C3 A3 C2 83 C2 BC C3 A3 C2 83 C2 A0 C3 A3 C2 82 C2 B5 C3 A3 C2 82 C2 A4 C3 A3 C2 83 C2 88
ちなみに、UTF-8 では、本来は以下のような文字コードで表されます。
E3 83 81 E3 83 BC E3 83 A0 E3 82 B5 E3 82 A4 E3 83 88
今回の修正モジュールを適用して、レジストリの値を 1 にすると、XML のヘッダーは相変わらず UTF-16 のままですが、2バイトコードについては本来の UTF-8 になってくれるので、正しく処理することが可能になりました。

posted by kunitaka at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート

Office System Developers Conference 2006

 アメリカじゃ Office System Developers Conference なんてのが開催されるんですね。 基調講演にはビルゲイツが登場するようです。
Track Descriptions を見る限り、Office 2007 に関する多くのセッションが実施される予定です。 キーワードを見ているだけでも、非常に魅力的な?新しい機能がありそうです。

・MSDN Webcast: Office System Developers Conference Keynote with Bill Gates and Kurt DelBene (Level 100)
<http://msevents.microsoft.com/CUI/WebCastEventDetails.aspx?EventID=1032293054&EventCategory=2&culture=en-US&CountryCode=US>
・Microsoft Office System Developers Conference 2006
<https://www.bluereg.com/event/devcon2006>

日本でもこういうのやってくれないかな〜

posted by kunitaka at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント・セミナー

2006年03月19日

検索 Web サービスのバグ

 SPS 2003 SP1 を適用すると、検索 Web サービスのレスポンス XML が UTF-16 になるというアホなバグがありました。
今までは、UTF-8 に変換するという回避策が必要でした。
これが、ようやく修正モジュールによって修正されるようです。

・SharePoint Portal Server 2003 post-service パック 2 ホットフィックス パッケージの説明:2006年3月7日
<http://support.microsoft.com/kb/915410/>
・Double-byte 文字 set(DBCS)文字は、 SharePoint Portal Server 2003 ポータル サイトのドキュメントを検索するためのリサーチ ウィンドウの使用のとき、壊れてあります。
<http://support.microsoft.com/kb/915427/>

2006年03月18日

ドメイン移行

 リリースした直後の SPS では異なるドメインからの移行の際には設定していたセキュリティ設定等が失われる問題がありました。 でも、現在は SP1 以後の修正モジュールとユーティリティを利用することで対応することが出来るようになっているようです。 これは全くノーチェックでした。

・別の Active Directory ドメインからユーザーに移行した後に、 Windows SharePoint Services にユーザーはアクセスできません。
<http://support.microsoft.com/kb/896593/>

これは、以下の修正モジュール (又は、SP2) を適用することで追加される機能によりサポートされます。

・Windows SharePoint Services post-service パック 1 修正パッケージの説明:2005年3月29日
<http://support.microsoft.com/default.aspx/kb/896349>

実際に SP2 以後に公開されている SDK にも、ドメイン移行をサポートする API に関する説明が追加されています。

・MigrateUserAccount Method
<http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/spptsdk/html/tsamSPGlobalAdminMigrateUserAccount_SV01234066.asp>
・PortalAccountMigrationManager Class
<http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/spptsdk/html/tsamSPGlobalAdminMigrateUserAccount_SV01234066.asp>

単一のユーザーなら、stsadm に追加された migrateuser オプションで移行させることが出来ますが、ドメイン移行の場合は <SharePoint Utility Suite v2> を利用することで対応可能なようです。

・Office Assistance: Command-Line Operations - migrateuser
<http://office.microsoft.com/en-us/assistance/HA011608431033.aspx?mode=print#migrateuser>

posted by kunitaka at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック

2006年03月17日

サイトのページでエクスプローラビュー

 ライブラリのビュー画面でエクスプローラビューが利用可能ですが、ポータルサイトやチームサイトのページにライブラリの Web パーツを組み込んでエクスプローラビューを利用する際のテクニックです。
基本的には、WebDAV redirector が利用可能な条件 (→ <ライブラリのエクスプローラビュー>) が揃っていないと、サイトのページに組み込んでも「ページを表示できません」というエラーになります。 何じゃそりゃ・・・ エラーになるなよ〜

リストの詳細画面では、BODY タグの onload イベントにて navtoframe 関数を呼んでいますが、
<BODY onload="navtoframe()" marginwidth=0 marginheight=0 scroll="yes">
ポータルのエリア、チームサイトのページにはこれが組み込まれていない為、何も表示されません。
でもね、エクスプローラビューを組み込むと、サイトのページにも navtoframe 関数は定義されているのですよね。 つまり、ページロード時に navtoframe 関数を呼んであげれば使えるようになる訳です。

そこで、「ドキュメント ライブラリ」Webパーツより上に、以下のHTMLを組み込んだ「コンテンツ エディタ」Web パーツをサイトのページにも組み込むことが可能になります。
<STYLE>
<!--
.ms-httpFolder {behavior: url("#default#httpFolder");}
#MSOZoneCell_WebPart_WPQ_ { display: none; }
-->
</STYLE>
<SCRIPT FOR="window" EVENT="onload" LANGUAGE="JavaScript">
<!--
try { navtoframe (); } catch (e) {}
-->
</SCRIPT>
ちなみに、このアプローチの場合、隙間があいてしまいますのが、必要に応じて style ブロック内に以下の行を追加すると隙間を無くすことが出来ます。
#MSOZoneCell_WebPart_WPQ_ { display: none; }
但し、Web パーツを削除する場合や、レイアウトを変える場合には、一旦この行を消した方が良いかもしれません。

もちろん、Web パーツの組み込みではなく、FrontPage 2003 にてページの先頭の方に直接埋め込んでしまう方法もあります。

「コンテンツ エディタ」Web パーツをエクスポートした内容はこちら。

・サイトにエクスプローラビュー
サイトにエクスプローラビュー.zip

posted by kunitaka at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニック

ライブラリのエクスプローラビュー

エクスプローラビューを利用するには、IE 5.0以上が必要になりますが、機能の実装には以下の技術が使われています。
  • Windows XP + Internet Explorer + アクセス先のサイトが http アクセス可能でポート番号指定が無い場合 → WebDAV redirector を利用して、IFRAMEに組み込み
  • それ以外の場合 → Dynamic HTML Behaviors の httpFolder default behaviors を利用して組み込み
これらの違いは、フォルダを選択した時の挙動に現れます。
前者はエクスプローラビューの中で動き続けますが、後者はエクスプローラ画面に置き換わってしまいます。 つまり、前者の条件の方がリッチということでしょうか。
ちなみに、IE や OS のバージョン判定には、owsbrows.js が使われています。 実体は、ブラウザの userAgent を利用したライブラリ関数です。

なお、WebDAV redirector とは、Windows XP と Windows Server 2003 に組み込まれている機能で、WebDAV アクセスをファイル共有アクセスのように利用可能にするための機能です。 実体は、WebClient サービスだと思われます。
・WebDAV Redirector (IIS 6.0)
<http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/WindowsServer2003/Library/IIS/
a71e40bd-ecb0-4f87-8f6c-935fe6552565.mspx
>
・httpFolder Behavior
<http://msdn.microsoft.com/workshop/author/behaviors/reference/
behaviors/httpfolder.asp
>

posted by kunitaka at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

トークン文字列

Web パーツを開発する際には、その Web パーツのリソースフォルダを知るため、そして、生成する HTML エレメントの ID やスクリプトの関数・変数名をユニークにするために、トークン文字列を利用する場合があります。
実際には、以下のような4つのトークンが利用可能で、
  • _WPR_
    ClassResourcePath プロパティ、Web パーツ実行時のリソースファイルのパスが展開されている。
  • _WPQ_
    Qualifier プロパティ、ページ内でユニークになるように採番されたID。
  • _LogonUser_
    Request.ServerVariables ("LOGON_USER")、いわゆるログオンしているユーザーのアカウント。
  • _WPID_
    ID プロパティ、Web パーツ識別子。
_WPID_ 以外は、使う頻度は比較的高いと思われます。
ちなみに、これらは、「コンテンツ エディタ」Web パーツ内に記述してもトークン置換が行われます。 この場合には、_WPQ_ と _LogonUser_ が使えると思います。
_LogonUser_ にはユーザーIDが展開されますが、ドメイン環境の場合には「ドメイン\ユーザー」のような形で展開されます。
ここからユーザーIDだけを取り出すためには、VBScript でスクリプトを記述する必要があります。
実際のコード例は以下のようなものになります。
<script language="VBScript">
<!--
Function getUserID ()

	Dim strUser
	Dim intPos

	strUser = "_LogonUser_"
	intPos = InStr (strUser, "\")
	strUser = Mid (strUser, intPos + 1)

	getUserID = strUser

End Function
-->
</script>
あまり、役に立たないか・・・

・ReplaceTokens(String) Method
<http://msdn.microsoft.com/library/en-us/spptsdk/html/
smpmWebPartReplaceTokens_SV01014969.asp
>

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2006年03月16日

Office 2003 アドイン その後

Office 2003 アドイン その後

SPS 製品サイトには無い (→ <Office 2003 アドイン : Web Parts and Components>)と書いたのですが、どうやら WSS (Windows SharePoint Services) のサイトにあるようです。 全く、こっちかよ!という感じです。
ま、確かに WSS のアドイン何でしょうけどね。

・Windows SharePoint Services
<http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/technologies/
sharepoint/default.mspx
>

posted by kunitaka at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Web パーツ