2006年02月28日

OWA 汎用 Web パーツ 続き

 こちらの記事 (→ OWA 汎用 Web パーツ) の続きです。
現在のサンプルでは、Exchange サーバーを固定で設定しているので、Exchange サーバーが複数あって、メールボックスが分散されている場合にはそのまま使えません。 (もちろん、ユーザー毎に設定して貰えば良いのですが・・・)
このような環境で、ユーザーにWebパーツの設定をさせたく無い時はどうするのか? アプローチは2つあります。
  • Active Directory からユーザーの msExchHomeServerName を参照する。
  • SPS ユーザープロファイルに Active Directory をマッピングして、ユーザープロファイルの msExchHomeServerName を参照する。
前者は、SPS じゃなくても利用出来ますが、Active Directory への直接アクセスが発生するので、ドメインコントローラへの負荷を考慮する必要があります。 後者は、SPS でしか利用出来ませんが、比較的お手軽に利用出来ると思われます。
SPS を利用した場合の実際の実装には、クラスライブラリを通してユーザープロファイルにアクセスする方法と、Web サービスを利用してアクセスする方法があります。 具体的な実装結果は、また、そのうちに。

posted by kunitaka at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ