WSS だけを使っている場合を除いて、SPS 用の SQL Server の Search サービス (Microsoft Search) は無効化しておきましょう。
ついでに、「Windows SharePoint Services - サーバーの管理」ページの「全文検索の構成」の中の「全文検索とインデックス作成を有効にする」のチェックを外しておくのが良いかも知れません。
セットアップ後の既定の状態では有効のままです。 いろいろ使いだして、ドキュメントファイルをいろいろ放り込み始めると、このサービスが良い感じでCPUリソース使い切ってくれます。
SPS 環境下で、検索機能を使える場合には、インデックス作成と検索は SPS に任せるのが一番です。
でも、今度はチームサイト内の検索に困ります。 上述の全文検索の構成を無効化すると、チームサイトの右上の検索ボックスが表示されなくなります。
SPS ポータルサイトにて検索は可能ですが、チームサイト内だけに絞り込んだ検索はちょっと面倒です。
そこで利用出来るのが、MSDN で公開されている「Site Context Search Box」Web コントロールです。 こちらを標準のチームサイトの検索ボックスの代わりに組み込むことで、
チームサイトを検索スコープとした形で SPS の検索ページへ飛んでくれるようになります。
○設定方法
- プロジェクトフォルダに格納されている Install SiteContextSearchBox.bat の実行
実行先のサーバーの全ての仮想サーバーにインストールされます。 (-globalinstall モード)
- FrontPage 2003で該当チームサイトを開いて、default.aspx を編集します。
- ページの最初に、以下のディレクティブを追加します。
<%@ Register TagPrefix="Contoso" Namespace="Contoso.SharePoint.WebControls" Assembly="Contoso.SharePoint, Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b8ea74a908ff3588" %>
- ViewSearchForm Webパーツ部分を差し替えます。
以下のHTMLを、
<SharePoint:ViewSearchForm ID="L_SearchView" Prompt="このサイトを検索" Go="検索" Action="searchresults.aspx" runat="server"/>
以下のHTMLに書き換えます。
<Contoso:SiteContextSearchBox runat="server" />
- 検索先となるポータル サイトへの接続の構成の設定を追加
チームサイトの「サイトの設定」を選択して、「管理」セクション内の「サイト管理へ移動」を選択します。
「サイト コレクションの管理」セクション内の「ポータル サイトへの接続の構成」を選択します。
「ポータル サイトに接続する」を選択して、「ポータル Web アドレス」に検索先のポータルサイトのURLを入力し、
「ポータル名」にポータルサイトのタイトルを入力して、「OK」ボタンを選択します。
・Creating a Site Context Search Box that Uses SharePoint Portal Server Search Results
<
http://msdn.microsoft.com/office/understanding/sharepoint/default.aspx?pull=/library/en-us/odc_sp2003_ta/html/odc_spssearchboxwithportalsearchresults.asp>
posted by kunitaka at 01:58|
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